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iPhone版「Twitter」アプリは17歳以上、「機能制限の解除は慎重に」とEMA

 3月25日にiPhone向け「Twitter」が、App Storeにおいて、「17+」というレーティングに変更された。

 レーティングは年齢ごとに適したアプリを分類する仕組み。子供のスマホ利用を管理するiPhoneの保護者向け機能(ペアレンタルコントロール)では、レーティングにあわせてアプリの利用可否を設定できる。つまり今回、Twitterのレーティングは「4+」→「17+」へ変更されたことで、子供の年齢によってはいきなりTwitterが使えなくなったケースもあり得る。そこでもし、子供から保護者へ「Twitterを使いたい。機能制限を解除して」とリクエストされると、どうするのが良いのだろうか。

 これにモバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)では「機能制限の解除は慎重に」と呼び掛ける。

 一般に「17+」に分類されるアプリには、18歳未満の利用が禁止されている出会い系サイト、性・暴力などの表現を含むサービスが存在している。Twitterだけを理由に制限を解除すると、青少年には不適切とされるそうしたサービスにもアクセスできるようになってしまうためだ。

 EMAでは、iPhoneのペアレンタルコントロールでは、課金などもあわせて制限できること、保護者がiPhoneユーザーなら子供のiPhoneでインストールされるアプリを「ファミリー共有」で承認することもできることをあわせて紹介し、活用することを薦めている。