ニュース
MVNO「ヤマダニューモバイル」登場、「YAMADA SIM」がリニューアル
2017年3月31日 20:46
Y.U-mobileは、ヤマダ電機ブランドの新たなMVNOサービスとして「ヤマダニューモバイル」を4月1日から提供する。これまで提供してきた、ドコモ網のMVNO「YAMADA SIM powered by U-mobile」を、内容を含めてリニューアルする形になる。
「ヤマダニューモバイル(Dコース)」の料金プランは、常時200kbpsの「シンプルプラン」で、音声通話対応SIMが月額1250円(税抜、以下同)。
月間のデータ通信量が設定されたプランは、3.3GB、5.3GB、10.3GB、20.3GB、30.3GBをラインナップ。いずれも音声通話対応SIMやデータ通信専用SIMが選べる。超過時の通信速度は200kbps。直近3日間の通信量に応じて速度制限を実施する“終日制限”は、どのプランでも適用されない。
容量 | 通話機能付きSIM | データ通信専用SIM(SMSあり) | データ通信専用SIM(SMSなし) |
シンプルプラン(常時200kbps) | 1250円 | 645円 | 525円 |
3.3GBプラン | 1600円 | 1020円 | 900円 |
5.3GBプラン | 2150円 | 1570円 | 1450円 |
10.3GBプラン | 2960円 | 2380円 | 2260円 |
20.3GBプラン | 4750円 | 4170円 | 4050円 |
30.3GBプラン | 6150円 | 5520円 | 5450円 |
契約事務手数料は3000円(店頭でパッケージを購入した場合は不要)で、このほかにSIM発行手数料394円がかかる。音声通話対応SIMは12カ月間の最低利用期間が設定される。期間内の契約解除料は9800円。
「ヤマダニューモバイル」では今後、ヤマダ電機のポイントが貯まるサービスや、余ったデータ容量の翌月繰り越し、繰り越した容量の家族間シェアなどのサービスも提供する方針。
ソフトバンク網のサービスは4月中の提供開始を目指す
Y.U-mobileは2月22日の発表で、「YAMADA SIM powered by U-mobile」を「ヤマダファミリーモバイル」の名称でリニューアルすると発表していたが、今回の発表にあるように、ブランド名は「ヤマダニューモバイル」になった。
すでに概要が発表されているソフトバンク網のMVNOサービスも、「ヤマダニューモバイル(Sコース)」のような名称で、「ヤマダニューモバイル」の中でラインナップされる予定。開発が遅れている関係で詳細は案内されておらず、現時点では「4月中の提供開始を目指す」としている。