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ソフトバンク、612Mbpsルーター「Pocket WiFi 601HW」を17日発売

「Pocket WiFi 601HW」ホワイト

 ソフトバンクは、「SoftBank」ブランドにて、下り最大612Mbpsの通信に対応するモバイルWi-Fiルーター「Pocket WiFi 601HW」を3月17日に発売する。価格は4万2480円(税込、以下同)。割引を差し引いた実質負担額は、新規契約では1万8000円。ソフトバンクのルーターからの機種変更では実質0円となる。

「Pocket WiFi 601HW」価格(税込)
新規契約機種変更
価格4万2480円
1180円×36回
4万2480円
1180円×36回
月月割
(料金からの割引)
680円×36回1180円×36回
実質負担額1万1800円
500円×36回
0円

 「Pocket WiFi 601HW」は、ファーウェイ製のモバイルWi-Fiルーター。キャリアアグリゲーションや4×4 MIMO、256QAMといった通信技術をサポートし、理論値で下り最大612Mbps/上り最大37.5Mbpsの通信速度をサポートする。電源を入れてから待受画面の表示まで約5秒という高速起動や、USB Type-C端子(USB 3.0)からのUSBテザリングに対応する点も特徴となっている。

ブラック

 Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/acをサポートする。同時接続台数は14台。連続通信時間は約8.5時間(キャリアアグリゲーション非適用時)。大きさは約109.9×65.1×15.5mmで、重さは約135g。ブラックとホワイトの2色をラインナップする。

 なお、Y!mobile(ワイモバイル)ブランドでは同等の仕様を備えた端末が「Pocket WiFi 603HW」として提供している。

下り最大612Mbpsのサービスエリア、当初は限られた地域で展開

 下り612Mbpsの通信サービスは、TD-LTEの3.5GHz帯とAXGPが整備されているエリアで提供される。当初は限られた地域となり、今後、全国の主要都市に拡大するとしている。

 記事掲載時点で最新の情報として発表されている、2017年1月末時点のサービスエリア情報によると、福岡県福岡市、愛知県名古屋市、宮城県仙台市などの一部のエリアで、対応予定とされている。

 たとえば、名古屋市中村区の場合は、西日置、烏森町の一部、長草町の一部となっており、福岡市博多区では山王の一部、住吉の一部、美野島の一部が対象となっている。また、東京23区は含まれていなかった。

 なお、上記の2017年1月末時点のサービスエリア情報には、3月末までに対応する予定のエリアも含むとしている。