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KDDI、AIの翻訳サービスと人がリモートで通訳するサービス

 KDDIは、法人向けに「AI翻訳」「TV通訳」の2つの新サービスを提供する。訪日外国人が訪れる商業施設や公共交通機関、官公庁などでの導入が想定されている。2月14日から申込受付を開始した。

 新サービスのうち「AI翻訳」は音声か文字で入力された内容をもとに人工知能(AI)が翻訳するもの。英語、中国語、韓国語に対応し、iOS、Android、Windowsで利用できるアプリとして提供される。簡単な応答に向いているという。利用料はID1つあたり月額480円(税抜、以下同)。2月20日より提供される。まずはiOS版が英語・中国語に対応する形でスタート。Android版やWindows版、そして韓国語への対応は3月31日になる。

 一方「TV通訳」は、オペレーターが画面越しにリモートで通訳してくれるサービス。英語、中国語、韓国語、フィリピン語、フランス語、タイ語、ベトナム語、ポルトガル語、スペイン語と9カ国語をサポートする。詳細な商品説明、複雑な案内をする場合に適している。通訳に要する時間に応じた料金プランとなっており、たとえば10分プランは3000円、30分プランは8000円、60分プランは1万5000円。従量課金の場合は1IDあたり1分300円。こちらは2月15日より提供される。