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「LINE WORKS」、グループウェア「Works Mobile」がLINE連携を追加しリニューアル

 ワークスモバイルジャパンは、LINEとの事業提携に基づき、法人向けのグループウェア「Works Mobile」の名称を「LINE WORKS」と改め、提供を開始した。あわせて、「LINE」ユーザーとのチャットに対応した。

 「LINE WORKS」(旧Works Mobile)は、LINEの兄弟会社にあたるワークスモバイルが提供するパソコン・スマートフォン対応のグループウェア。LINEのユーザーインターフェイスを踏襲し、モニタリングやデバイス管理、カレンダー、セキュリティ、サービス品質保証などの機能を追加している。

 これまで、LINEアプリとサービス間の互換性はなかったが、今回追加された「外部トーク連携」機能により、“友だち登録”したLINEユーザーとの間で、チャットできるようになった。また、取引先など外部の「LINE WORKS」ユーザーとのチャットにも対応する。

 「外部トーク連携」では、1対1のチャットに対応し、通話やグループチャットは利用できない。また、スタンプは一部のみ対応する。利用時はシステム管理者の許可が必要となる。外部ユーザーを招待するためのQRコードやトークID、招待用リンクは、SMSやメールで送付できる。

KDDI版も名称変更・LINE連携機能追加

 KDDIは、法人向けに「Works Mobile with KDDI」として取り扱っているサービスについて、「LINE WORKS with KDDI」へと名称を変更すると発表した。あわせて、外部トーク連携機能が追加される。

 また、2月20日より、トーク履歴を10年まで保存できる「アーカイブオプション」が追加される。

ソフトバンクが4月から取り扱い

 ソフトバンクは、ワークスモバイルジャパンと代理店契約を締結し、法人向けサービスとして「LINE WORKS」を4月より取り扱うと発表した。3月27日から申込を受け付ける。