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「スマートフォンの次へ」~ソニーモバイル担当者が語るXperia Earの狙い
2016年10月6日 17:56
ソニーモバイルコミュニケーションズジャパンは6日、「Xperia Ear」の日本での発表にあわせて、記者向けの製品説明会を実施した。
「Xperia Ear」は、スマートフォンに接続して使う、片耳タイプのBluetoothヘッドセット。その特徴は音声エージェント機能で、耳につけているだけでニュースやメール、SNSの通知を教えてくれたり、LINEメッセージに応答したり、電話をかけたりといった操作ができる。「Xperia Smart Products」の第1弾の製品となっている。端末についての詳細は別記事を参照。
「Xperia Smart Products」の開発指揮を執るソニーモバイルの近藤博仁氏は、Xpeiraブランドをスマートフォンのみならず、次のコミュニケーションデバイスのブランドとして進化させていく、という方針を説明した。
近藤氏は「人類が使うコミュニケーションツールは常に変化してきた。そして、今はスマートフォンを使っている。しかし、コミュニケーションツールに完成形はない。ならば我々が未来のコミュニケーションツールを作っていこういう取り組みがXperia Smart Products」と、紹介する。将来的には「スマートフォン的でない製品」を目指しているというが、急激な転換は求められないため、スマートフォンと組み合わせて使うプロダクトから、徐々に展開していくという。
「Xperia Ear」を紹介したソニーモバイルでマーケティングマネージャーを務める松本英志郎氏は、「全く新しいコンセプトの商品」とし、まずはアーリーアダプターなどをターゲットとして市場を開拓し、ユーザーの声を受けて製品のアップデートの反映させる方針を示した。