ニュース
“格安SIM”契約数は678万件、2016年度第1四半期の携帯電話契約数公表
2016年9月30日 17:54
総務省は、2016年度第1四半期(4~6月)の携帯電話の契約数やシェアなどのデータを公表した。
項目 | 契約数 | |
移動系通信 | 携帯電話、PHS、BWA | 1億6391万件 |
携帯電話のみ | 1億5759万件 | |
MVNOサービス | SIMカード型 通信モジュールなど | 1346万件 |
SIMカード型のみ | 678万件 |
移動系通信として集計された中には携帯電話、PHS、BWAが含まれ、このうち携帯電話の契約数は1億5759万件(前期比0.7%増、前年同期比4%増)になった。移動系通信(携帯電話、PHS、BWA)の契約数は1億6391万件(前期比0.7%増、前年同期比3.6%増)。
LTE対応の携帯電話の契約数は、9050万件(前期比3.6%増、前年同期比20.3%増)で、PHSは384万件(前期比3.9%減、前年同期比15.2%減)、BWAは3851万件(前期比9.4%増、前年同期比70.2%増)だった。
移動系通信における通信事業者のグループ別シェア(グループ内取引調整後、MVNO向け回線を含む)は、NTTドコモが43.7%(前年同期比1ポイント増)、KDDIグループが29.1%(前年同期比0.3ポイント増)、ソフトバンクグループが27.2%(前年同期比1.3ポイント減)になった。
グループ別の集計からUQコミュニケーションズとWireless City Planningを除いた、3社単体での事業者別シェアは、NTTドコモが45.4%(前年同期比0.8ポイント増)、KDDIが29.6%(前年同期比0.5ポイント増)、ソフトバンクが25%(前年同期比1.3ポイント減)だった。
グループおよび事業者別シェアは、ドコモ、KDDIがそれぞれ微増し、ソフトバンクが微減する傾向が続いている。