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J.D.パワー調査、2016年の顧客満足度1位は3年ぶりのau
業界全体では総合満足度が低下、課題は店舗のアフターサポート
2016年9月28日 20:10
J.D.パワー アジア・パシフィックは、2016年携帯電話サービス顧客満足度調査を実施し、結果を明らかにした。2016年はauが3年ぶりに1位を獲得した。
調査は7月にインターネット上で実施され、3万1200人が回答した。調査は「通信品質・エリア」「提供サービス」「各種費用」など6つのポイントで顧客満足度が調査され、トップはau(KDDI)になった。2位はNTTドコモ、3位はSoftBank(ソフトバンク)。1位のauは6つの調査ポイントのうち4つで1位を獲得した。
業界全体では、総合満足度が前年より低下。「アフターサポート」が大きく低下し、特に「店舗」における評価の低下が大きく影響した。言葉遣いや態度といった対応の実態のほか、待ち時間が増加した傾向や、プランの多様化などでスタッフの対応にもゆとりがなくなっているといった推測で、評価が下がった要因が指摘されている。