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「ギガモンスターで日本のスマホ環境を改善」、iPhone発売でソフトバンク宮内氏が語る
2016年9月16日 10:55
ソフトバンクはiPhone 7/7 Plusを9月16日の午前8時より発売するのに合わせ、旗艦店のソフトバンク表参道で記念セレモニーを開催した。
セレモニーではソフトバンクの代表取締役兼CEOの宮内謙氏が登壇したほか、ゲストとしてCMにも出演する古舘伊知郎氏と広瀬すずさんも登場した。
とくに発売開始となる午前8時のカウントダウンでは、古舘伊知郎氏が同氏ならではの勢いのある実況で店頭を盛り上げた。
ソフトバンクは昨年のiPhone 6s/6s Plusの発売記念セレモニーを、旗艦店のソフトバンク銀座で開催しているが、今年はiPhone 6/6 Plus以前でセレモニーを開催しているソフトバンク表参道に戻している。
ソフトバンク表参道は旗艦店としての歴史が長く、日本での最初のiPhone 3Gも、2008年にこのソフトバンク表参道で販売された。iPhone 3G発売時には、隣駅となる渋谷駅の方面まで行列が続いたが、ここ数年は予約制度が整備され、Web予約すれば比較的容易に発売日に入手できるようになったこともあり、数千規模の行列はできていない。
今回の発売に際して、ソフトバンク表参道の店頭には、店頭受け取り予約をした人および店頭在庫目当ての約50名の購入希望者が行列を作っていた。先頭に並んでいた男性は、3日前の9月13日から並んでいたという。同男性はiPhone 3GのときからiPhone発売のたびに行列に参加していて、先頭になったのは今回が初めてだという。
ブラック系の勢いが好調
セレモニー後の囲み取材で宮内CEOは、今回のiPhoneの予約状況について「過去最高」と明かした。その理由について宮内CEOは、「防水とFeliCa対応が効いている」と分析する。
売れ筋については、「とくにブラック系の勢いが凄く、残念ながらiPhone 7 Plusの方は、ジェットブラックの在庫はない。黒系が5割6割。過去、海外では黒系が強かったが、日本では白系が強かった。しかし今回は逆転している」とのことで、さらにストレージ容量については、「128GBが一番人気。256GBはどこまで行くかと思ったが、予約は凄い」という。
ちなみにソフトバンク表参道の開店時点では、両モデルのジェットブラックおよびiPhone 7 Plusのブラックの店頭在庫は売り切れだった。ほかのモデルは在庫が残されていたが、順次販売されて売り切れになっていく可能性が高いとのことだ。
総務省によるガイドライン適用から初めてのiPhone新機種として、販売への影響はあるかという質問に対しては、宮内CEOは「大きな影響はないと考えている。適正化しているのでは」と回答。0円販売がなくなった影響も「ないのではないか。普通なら下がるが、(前述の通り予約が好調で)たくさんの人をお待たせすることになるかと」と語った。
また、iPhone 7/7 Plus発売直前に発表した20GBのパケットパック「ギガモンスター」について、他社も追従していることを指摘されると、「日本のスマホ環境を良くしたと考えていて、嬉しく思っている」と語る。ギガモンスター導入の狙いについては、「6割くらいのユーザーがフラストレーションを持っていると知ったので、これを期にやろうと考えた。僕自身、平均で月12GBくらい使う。あまり使わない人向けの安いプランも出しているが、使っている人にはギガモンスターがミートしている」と説明した。
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