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iPhone 6s/6s Plus発売、アップルストア表参道ではおだやかなすべり出し

 25日、アップルストア表参道では午前8時よりiPhone 6s/6s Plusの販売を開始した。予約分のみの受付となっていることもあり、例年のような大行列はみられず、落ち着いたスタートとなった。

 時折パラパラと雨が降る天気の中、傘を差しつつ行列に並んでいたのは40人程度。8時の販売開始とともに、アップルストアのスタッフによるハイタッチによる歓迎を受け次々と入店していった。15分程度で全員が店内に案内され、行列は解消した。

販売開始に向け士気を高めるスタッフ

 2番目に購入し、インタビューに答えた男性が選んだのは新色ローズゴールドのiPhone 6s Plus。発表会の映像で肌の色が濃い人が使っていたのをみて、自分でも似合うのではないかと同色に決めたという。実物を目にして、「想像していたものより落ち着いた色合いでした。これなら男性でも使えそう」とコメントした。

 iPhone 6sのシルバーを購入した男性は、iPhoneのファンで毎年発売日に購入しているという。昨年のiPhone 6の発売日には前日の夜から並んで12時にようやく買えた状況だったというが、今年は「8時ちょうどに来店して5分ほどで手にすることができました。スムーズに買えてよかったです」と話した。開封したiPhone 6sを眺めながら「(iPhone 6から)あまり変わった感じはしないですが、ワクワクしています。新機能の3D Touchや新しいカメラを試してみたいです」とうれしげに語った。

 「かわいい色がでたので」と、ローズゴールドのiPhone 6sを購入した女性は、出勤前にアップルストアでiPhoneを購入しにアップルストアに立ち寄ったとのことだった。

 アップルによると、前年のiPhone 6 /6 Plus発売時の混乱もあり、前日からの行列は全店で受け付けなかったという。列の先頭の男性は当日の朝2時から並んでいたとのこと。アップルストアでの販売は、発売日となる25日は全店で予約分の販売のみとなっている。26日以降は、当日の在庫分はオンラインストアで予約した上で購入可能となる。

石井 徹