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ソフトバンク、スマホ証券の「One Tap BUY」に10億円を出資

 ソフトバンクは、スマートフォンに特化したオンライン証券会社の株式会社One Tap BUYに、10億円を出資したと発表した。

 One Tap BUYは、1万円から株式投資できる「One Tap BUY」を提供する企業。2016年3月にソフトバンクからの出資を受け入れ、6月1日にサービスの提供を開始した。

 「One Tap BUY」は、個人が気軽に株式投資できるよう開発されたサービス。証券取引に関するすべての手続きがスマートフォンアプリ上で完結する。ロゴマークから銘柄を選び、1万円単位で売買金額を選んで、確認ボタンを押す、という3ステップで投資できる。取り扱う株式は、アップルやFacebook、アルファベット、スターバックスといった米国の有名企業の株式30銘柄。

アプリ「One Tap BUY」

 ソフトバンクは、One Tap BUYへの出資を同社のフィンテック事業への本格参入と位置づけている。One Tap BUYのビジネスモデルの革新性と、スマートフォンに親和性の高いサービスを提供していることが、同社の目指すフィンテック事業の方向性と一致しているとして、今回の出資につながった。