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スマートロック「Akerun Pro」、API連携による機能追加が可能に
後付けのリーダーでNFCにも対応
2016年7月7日 14:31
フォトシンスは、スマートフォンをドアの鍵にできるスマートロックの新製品「Akerun Pro」を7月23日に発売する。月額制のレンタルプランの形で提供される。料金は月額9500円（税別、以下同）。
Akerun Proでは、後付けのNFCリーダー（Bluetooth接続）により新たにNFCでの入退室に対応。ただし、利用できるのはSuicaやPASMOといったカードタイプのもので、NFC対応のスマートフォンなどは利用できないという。スマートフォンで開錠する場合は、従来同様にアプリを利用する。
また、API連携によりネット接続が可能となり、さまざまな機能の追加が可能になった。同社では、誕生日にスタッフが出社するとバースディメロディが流れる、緊急地震速報を受けて警告音を鳴らし、ロックを自動解除するなどの活用が可能としている。ただし、こうしたカスタマイズはユーザー自身で行う必要がある。
同社 代表取締役社長の河瀬航大氏は「初代のAkerunは鍵を開けるのに時間がかかったが、Akerun Proは一瞬。15倍の開閉スピードを実現した」と語る。以前は幅の問題で設置できないドアもあったため、筐体をスリム化することでほとんどのドアに取り付けられるようになったという。
Akerun Proの大きさは53.8×172×56mm、重さは約500g。CR123A（リチウム電池）×8本で1年間動作する（1日100回開閉した場合）。別売でACアダプター（4000円）も用意される。対応デバイスはiOS 8以上のiPhone/iPad/iPod、Android 4.4以上のスマートフォン、Apple Watch、Android Wearなど。NFCリーダーの大きさは60×115×25.3mm、重さは約150g。CR123A×4本で動作する。
