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スマホでアイテムの360度画像を撮影できるスマートターンテーブル「Foldio360」

 スタジオ・エヌは、クラウドファンディングの「Makuake」を通じて、商品撮影などで360度の全方位から撮影した画像を簡単に作成できるスマートターンテーブル「Foldio360」の予約受付を開始した。最も安いコース(100名限定)では、1台1万2440円(税込)。出荷は10月中を予定し、アプリは8~9月に提供される見込み。

「Foldio360」

 「Foldio360」は、オンラインショッピングサイトや製品紹介ページに掲載されているような、商品を好きなように回転させて見られる「360度画像」を簡単に作成できる、自動撮影用のターンテーブル。スマートフォンでも手軽に撮影できるよう、iOS、Android版のアプリも用意されている。

 「Foldio360」のターンテーブルには、スマートフォンと連携するためのBluetoothと、デジタル一眼レフカメラと連携するための赤外線センサーが搭載されている。

 スマートフォンでは、アプリを立ち上げてセットアップを完了すると、撮影がスタート。ターンテーブルがわずかに動き、カメラで撮影し、またターンテーブルがわずかに動く、という一連の繰り返しの作業が、自動的に行われるようになっている。撮影が終了すると、360度画像として合成される。

 ターンテーブルにはまた、白い背景の場合にターンテーブルの奥側のエッジを除去しやすくなる補助ライトが内蔵されており、光量はアプリから調整可能。

 より綺麗に仕上げるためには、同社の「Foldio2」のような撮影ブースの利用が推奨されている。スマートフォンやカメラは三脚などで固定して利用する。

 アプリではこのほか、360度画像の静止画と動画の撮影モードを選択でき、静止画についてはGIFアニメに変換も可能。

 「Foldio360」のターンテーブルの大きさは250×250×40mm。電源はACアダプター。