【Mobile World Congress 2017】

懐かしすぎてむしろ格好いい「Nokia 3310」、MWC会場で実機チェック

Nokia 3310

 バルセロナで開催されたMobile World Congress2017において、ノキアは基地局関連のソリューションを主にブースを構える。一方で、今では他社が製造を手がけているノキアブランドのスマホやケータイを展示していた。

 中でも人気だったのが、MWCに合わせて発表された往年の名機「Nokia 3310」のリファインモデルだ。オリジナルは2000年に発売された2G(第2世代の通信方式)ケータイだが、ディスプレイをカラー化し、Webブラウザなども搭載している。ただしスマートフォンではないのでSMS以外のメール/メッセージやアプリマーケットなどはない。3G非対応なので、残念ながら日本では使えない。

 この手の製品、「面白いけど買うかどうか微妙だよね」というパターンで、発売してみると売れないことも少なくない。しかし、復刻版のNokia 3310の価格は49ユーロ(約6000円)。スマホは不要で通話だけしたいという人(回線)向けとして、気軽に購入するといったニーズは多そうだ。

Nokia 3310の展示コーナー。スマホコーナーよりも混雑している
側面。あまり薄くないが、それでもオリジナルのNokia 3310(22mm厚)よりだいぶ薄い12.8mm厚
メニュー画面。確かオリジナルは小さなモノクロ画面に上下カーソルのみで操作しづらかったが、それは再現されていない
スマホも展示されていた。こちらはNokia 5。Android 7搭載のミドルレンジモデル