【Mobile World Congress 2017】

Wiko、デュアルカメラで撮影性能の高い「WIM」を発表

幅広いラインナップを一挙に披露

 フランスメーカーで、日本に参入を果たしたばかりのWiko(ウイコウ)は、「Mobile World Congress 2017」で、27日(現地時間)、デュアルカメラを搭載した最新モデルの「WIM」を発表した。

デュアルカメラを搭載した「WIM」

 また、「MAX」シリーズとして、「jelly」や「sunny」などに大容量バッテリーを搭載したモデルを追加している。このほか、マルチメディア体験を強化したという「upulse」も披露された。

既存のシリーズに、バッテリー容量を増加させた「MAX」ラインを追加
マルチメディア性能を強化したという「upulse」

モノクロ+RGBセンサーのデュアルカメラ「WIM」、日本投入も検討

製品の特長を語る、ジョヴァノヴィック氏

 WIMは、「最新のカメラ技術を搭載し、コラボレーションで撮影体験を最適化したモデル」(Global Marketing & Communication、ヴィオレッタ・ジョヴァノヴィック氏)。アウトカメラが2つ搭載されており、これによって深度を測って写真にボケを加えることができる。低照度時の撮影性能を向上しているのも、このカメラの特徴だ。

デュアルカメラはクアルコムやDx0と協力して開発

 デュアルカメラの制御には、クアルコムのチップセット「Snapdragon 626」を用いているという。また、画質面に関しては、DxOと協力。DxOは、デジタルカメラの評価基準や評価を公表している企業で、自身でもiPhoneに接続するカメラを手掛けているが、このノウハウを生かし、WIMのカメラの画質チューニングを行った。動画の手ぶれ補正に関しては、スウェーデン企業のvidhance社の技術を採用している。

 デュアルカメラは、片方がモノクロセンサー、もう一方がRGBセンサーとなり、基本的な仕組みとしてはファーウェイのMate 9などに搭載されるものと同じ。モノクロ側で精細な写真を撮り、それにRGBセンサーで色をつけていく形で、どちらの画素数も13メガピクセルとなる。セルフィーにも力を入れ、フロントには16メガピクセルカメラを搭載した。

低照度時でも、ノイズの少ないシャープな写真が撮れる
ブースの端末は、カメラが起動しないようになっていた。カメラのデモは、報道陣に限定公開された

 ただし、展示されていた端末は、カメラが起動しない状態になっており、来場者が自由に機能を試してみることができなかったプレス限定公開のデモブースでは、低照度にした状態での撮影ができたが、まだソフトウェアは調整中のようだ。

 その他の基本スペックは、メモリ(RAM)が4GB、AMOLEDを採用した5.5インチのディスプレイを搭載。前面には指紋センサーを搭載する。OSはAndroid 7.0となり、3200mAhのバッテリーを搭載する。Wiko関係者によると、日本への投入も検討されており、今後、商談を進めていくようだ。

完全独立型Bluetoothイヤホンも

左右が独立したBluetoothイヤホン
Wikoの注力分野を語る、サイモン氏

 このほか、Wikoは左右が独立したBluetoothイヤホンなどの周辺機器を公開。同社の強みである周辺機器まで含めたエコシステムを、訪れた報道陣にアピールした。

 プレスカンファレンスでは、Wikoの方針も語られた。同社のオリヴィエ・サイモン氏は、「昨年は欧州でキャリアビジネスを本格化した。2017年はそれを推し進め、NFCによるペイメント(決済)や、4G+、VoLTEで彼らのサービス戦略をサポートしていきたい」と同社の注力分野を語った。