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フランス発スマホベンチャー・Wikoが日本参入、「Tommy」2月25日発売

5インチHDで1万4800円

 フランスのモバイル端末ベンチャーWiko(ウイコウ)は、日本法人を設立し、SIMロックフリー端末「Tommy」を2月25日に発売する。5インチHDディスプレイのモデルで、価格は1万4800円(税抜)。3色のカラーバリエーションを用意する。

WikoのSIMフリー端末「Tommy」

 「Tommy」のディスプレイは、5インチ、1280×720ドット(HD)のIPS液晶。チップセットは1.3GHzのクアッドコアでSnapdragon 210(MSM8909+)を搭載する。OSはAndroid 6.0。日本独自仕様としてメモリ(RAM)は2GBに強化され、ストレージ16GBとなっている。最大64GBのmicroSDカードを利用できる。メインカメラはソニー製800万画素センサーで、インカメラは500万画素。

 対応バンドは4G(Cat.4)がバンド1/3/8/18/19、3Gがバンド1/19、2Gが850/900/1800/1900MHz。VoLTEへの対応を予定する。microSIMカードで、SIMカードスロットは2つ。どちらのスロットも4G、3G、2Gに対応するが、同時利用(DSDS)には対応しない。無線LANはIEEE802.11b/g/nをサポートする。

 Bluetooth 4.1を搭載。加速度、光、近接、磁気の各センサーとジャイロスコープ、デュアルマイクを搭載する。

 バッテリー容量は2500mAhで、取り外しが可能。

 大きさは約145.9×71.5×8.9mm、重さは約165g。ボディカラーはブランドイメージカラーの“ブリーン”のほか、フラッシュレッド、トゥルーブラックの3色。Tommyのボディカラーはグローバルで6色が展開されており、残りの3色は今後展開される予定。

 ケースなどのアクセサリーや、周辺機器も展開される予定。また2017年は、グレードの違う複数種類のモデルの投入が予定されている。

【お詫びと訂正 2017/02/23 16:56 】
初出時、重さを145gと記載していましたが、正しくは165gです。お詫びして訂正いたします。

ブリーン
フラッシュレッド
トゥルーブラック
全6色のラインナップ。残りの3色は今後発売される予定
フラッシュレッドのサンプル(背面パーツ)
トゥルーブラックのサンプル(背面パーツ)
Wiko Asia Hub Product ManagerのStephen FENG(ステファン・フェン)氏(中央左)、Wiko Japan 代表取締役社長の前田浩史氏(中央右)