【Mobile World Congress 2011】
ZTE、4.3インチ画面のAndroidスマートフォン新機種を展示


ZTEのブース

 ZTEのブースでは、Mobile World Congressの会期中に発表されたAndroid搭載のスマートフォン「Skate 4.3」が展示されている。

 「Skate 4.3」は、4.3インチ、480×800ドットの大型のディスプレイを搭載しながら、軽量に仕上がっているAndroidスマートフォン。ブースの展示では、Androidのバージョンは明らかにされていなかったものの、開発中のデモ機はAndroid 2.3が搭載されていた。背面にはAndroidのマスコットキャラクターがあしらわれているほか、5メガピクセルのカメラを搭載。下り最大7.2MbpsのHSDPAをサポートし、電子コンパスや加速度センサー、Bluetooth、無線LAN、FMラジオが利用できる。

「Skate 4.3」

 開発中の端末では、7インチディスプレイを搭載した「V9+」も紹介されている。このモデルは、1GHz駆動のCPUを搭載し、下り最大14.4Mbps、上り最大5.76Mbpsの通信速度をサポート。DLNAなども利用できるようになっている。Androidのバージョンは、デモ機では2.2.1となっていた。

 こちらはAndroid 3.0を搭載するという「V11」。展示の端末は動作していなかった
「V11」は10インチディスプレイでLTEに対応など、意欲的なスペックとなっている

 同社のブースではこのほか、日本向けのフィーチャーフォンを含む携帯電話や、モバイルWi-Fiルーター、USBデータ通信端末などを展示。幅広い端末を手がけている様子がアピールされている。

ソフトバンクの「かんたん携帯 840Z」(右下)も展示DC-HSDPAをサポートしたモバイルWi-Fiルーター。ソフトバンクのロゴが入っている

 



(太田 亮三)

2011/2/16 11:24