【Mobile Asia Expo】
ファーウェイはAscendシリーズのスマートフォンを多数展示


 中国・ファーウェイのブースには、日本でイー・アクセスから「GS03」として発売される「Ascend P1」が展示されていた。Ascendは同社のスマートフォン向けブランドで、「Pシリーズが薄さやデザインにこだわったもの、Dシリーズがフラッグシップで機能にこだわったもの」(説明員)という位置づけだ。Ascend P1については、グローバル版だけでなく「TD-SCDMA」(中国独自の3G規格)対応モデルもあった。Ascend Dシリーズは自社製クアッドコアCPUを搭載した「Ascend D quad」や、デュアルコアCPUモデルの「Ascend D1」が展示されている。


地元ということもあって活況をていしていたファーウェイのブースCESで発表された「Ascend P1」。薄型端末で、イー・アクセスからも発売される
外観はほぼ同じだが、こちらの「Ascend P1」は「TD-SCDMA」に対応するLTEに対応した「Ascend P1 LTE」
自社製のクアッドコアチップを搭載した「Ascend D quad」デュアルコア搭載のハイエンドモデル「Ascend D1」

高解像度なディスプレイを搭載した「MediaPad 10 FHD」

 また、タブレットは、同じくイー・アクセスから8月に発売予定の「GT01」のベースモデルである「MediaPad 10 FHD」が公開されていた。GT01はWi-Fiモデルだが、こちらは通信モジュールを内蔵しており、3GやLTEにも対応。ディスプレイは1920×1200ドットで、自社製の「K3 CortexA9」というクアッドコアCPUを搭載する。

 このほか、ファーウェイブースにはLTE対応のモバイルルーターから個性的なフィーチャーフォンまで、幅広いラインナップが取り揃えられていた。


モバイルルーターやフィーチャーフォンも出展

 

(石野 純也)

2012/6/21 14:12