【IFA2013】

東芝、8インチでWindows 8.1搭載の「Encore」を発表

 東芝は5日(現地時間)、独ベルリンでWindows 8.1を搭載した8インチタブレット「Encore(アンコール)」を発表した。東芝のデジタルプロダクツ&サービス社 ビジネスソリューション事業部 事業部長 檜山太郎氏によると、このモデルは「日本でも年内に発売する予定」だという。

8インチで、Windows 8.1を搭載した「Encore」

 Encoreは、Windows 8.1を搭載したタブレット。ディスプレイのサイズは8インチで、解像度は1280×800ドット。メモリーは2GB。背面に8メガピクセル、前面に2メガピクセルのカメラを内蔵する。外部インターフェイスは、microUSB、microHDMI、microSD、イヤホンジャック。データ通信はWi-Fiのみとなり、IEEE802.11a/b/g/nに対応する。サイズは213×136×10.68mm。重量は450gから。海外モデルには「Microsoft Office Home&Student 2013」も付属する。

右側面には電源キーと音量キーを搭載する
左側面にはmicroSDスロットがある
端末上部には、イヤホンジャック、microHDMI端子、microUSB端子がまとめられている。充電もmicroUSBで行う
ステレオスピーカーは端末下部に配置される。「Dolby Digital Plus」にも対応
写真では少々分かりづらいが、背面にはエンボス加工が施されている
Encoreのスペック

 Windowsタブレットとしては珍しく、縦型での利用を想定しており、ボタンの向きも縦向きに刻印されていた。「InstantGo(Connected Stanby)」に対応することから、AndroidやiOSのタブレットと同様、常時接続が可能になる。Windows搭載だが、これらのタブレットに近い位置づけの商品と言えるだろう。

 搭載されるチップセットの詳細は明かされなかったが、同日開催されたインテルのプレスカンファレンスでは、近日発表と見られる「Bay Trail採用タブレット」として紹介されていた。

石野 純也