【CES 2016】

ZTE Grand X 3などの新端末を展示するZTEブース

ZTEブース

 米国・ラスベガスで開催されている「CES 2016」のZTEブースでは、CESに合わせて発表された新端末「ZTE Grand X 3」と「ZTE Avid Plus」などが展示されている。

130ドルの「ZTE Grand X 3」

 ZTE Grand X 3はGrand Xシリーズの最新端末。5.5インチディスプレイを搭載するAndroidスマートフォンで、米国のプリペイドサービス事業者Cricket Wirelessから130ドル(約1万5000円)で、近日中に販売が開始される。

 ZTE Grand X 3のチップセットは1.3GHzクアッドコアのSnapdragon 210(MSM8909)、システムメモリは2GB、内蔵ストレージは16GB、バッテリ容量は3080mAhと、チップセット以外の性能はミドルレンジ並と、高いコストパフォーマンスが特徴となっている。ディスプレイは5.5インチの1280×720ドットで、フロントガラスはエッジが丸められた曲面仕様となっている。端末のサイズは6.07×2.99×0.37インチ(154.2×75.9×9.4mm)で重さは6オンス(170g)。

ZTE Grand X 3
背面にはCricket Wirelessのロゴ
側面。全体的に丸みを帯びたデザイン
フロントガラスはエッジが曲面になっている

115ドルの「ZTE Avid Plus」

ZTE Avid Plus

 「ZTE Avid Plus」は5インチディスプレイを搭載するAndroidスマートフォン。まず1月中にT-Mobileから115ドル(約1万3600円)で販売され、MetroPCSでも販売される予定。

 ZTE Avid Plusのチップセットは1.1GHzクアッドコアのSnapdragon 210(MSM8909)で、システムメモリは1GB、内蔵ストレージは8GB、バッテリ容量は2300mAhと、スペック面では上記のZTE Grand X 3よりやや低め。ディスプレイは5インチ854×480ドットのフルワイドVGA解像度となっている。機能面ではWi-Fiネットワーク経由で音声通話をする「Wi-Fi Calling」に対応している。端末のサイズは5.7×2.88×0.43インチ(145×73×10.9ミリ)で重さは160g。

背面はZTEロゴ
側面

「ZTE AXON mini」やアクセサリー

AXON mini

 ZTEのブースではこのほか、日本でも販売されている「ZTE AXON mini」やプロジェクター内蔵の「Spro 2」といったAndroid端末に加え、ZTEブランドで販売されているさまざまなアクセサリー製品が展示されている。変わったところでは指輪型のウェアラブルデバイスや腕時計型デバイスとも連動するフロート型の魚群探知機などユニークなIoT製品も展示されていた。

Spro 2。日本では「モバイルシアター」としてソフトバンクが販売
dong Watch。組込型SIMカード内蔵で通話もできるという
指輪型のCharm Ring R1。グローバル市場で約150ドルで販売中
D1 FISH SMART WATCHのFish Finder(魚群レーダー)

白根 雅彦