【2014 INTERNATIONAL CES】
CESで見かけたさまざまなフィットネス・ウェルネスデバイス
(2014/1/14 15:30)
2014 International CESでは、大小さまざまな企業が形状・コンセプト・機能さまざまなウェアラブルデバイスを出展している。とくにフィットネス・ウェルネス関係の製品は、CESでは大ホールの一角を使って専用エリアを設け、多くの企業がさまざまな種類の製品を展示するなど、定番ジャンルとして定着している。そのすべてを紹介することは不可能だが、ここでは目に付いた特徴的なフィットネス・ウェルネス製品をピックアップして紹介する。
Fitbit force
日本でも製品を展開しているFitbitは、最新モデルの「Fitbit force」を展示。Bluetoothでスマートフォンに接続できるアクティビティトラッカー製品だが、ディスプレイ部が追加され、アップデートにより着信通知にも対応予定。すでにアメリカでは129.95ドルで販売中で、グローバル展開は春以降の予定。
ソニー Core
ソニーはアクティビティトラッカー「Core」を展示。Coreは手前の白い長方形のデバイスで、後ろのバンドに入れて利用する。ソニーは「Smart Watch 2」も展示しているが、いずれもリストデバイスでありながら異なるアプローチから異なる機能を搭載しているのが面白い。
Withings Aura
http://www.withings.com/en/aura
アクティビティトラッカーから血圧系や体重計など、スマートフォンと連携するさまざまなウェルネス製品を展開するWithingsは、新製品のスリープトラッカー「Withings Aura」を展示する。布団の下に敷く専用センサーとスタンドユニットの2パーツ構成。スタンドユニットにもセンサーが内蔵されているほか、睡眠状態を誘導するLED照明としても機能する。
Wellograph
Wellographは心拍センサ内蔵のアクティビティトラッカー。Bluetoothでスマートフォンと連携する。メタル調の高級感のある外装も特徴。4月発売で価格は350ドル前後の予定。
Spree
頭部に巻くアクティビティトラッカー「Spree」。BluetoothでiPhoneと連動する。活動量だけでなく、心拍数や体温も検出し、パフォーマンス管理ができる。アメリカではすでに発売中で、価格は299ドル。
CHECKLIGHT
http://shop.reebok.com/us/content/checklight
Reebokはスポーツ中の事故時に頭部へのダメージを測定し、危険度を判定するCHECKLIGHTというデバイスを展示している。とくにスマートフォンなどとは連携せず、専用の帽子で装着しているとき、頭部に衝撃が加えられると、その衝撃の強さに応じて後頭部のユニットのLEDが点灯するという仕組み。潜在的なダメージを可視化することで、適切なタイミングで格闘技の試合の中断などを行える。アメリカで149ドルで販売中。
beddit
布団の下に敷くスリープトラッカー「beddit」。iPhoneやAndroidとBluetoothで接続して利用する。近日発売予定で、欧米のAmazonなどで予約を受付中。アメリカでの価格は149ドル。同社はすでに業務用の製品もリリース済みで、今回はコンシューマー向け製品となっている。
Metria
http://vancive.averydennison.com/en/home/solutions/metria.html
医療機器メーカーVANCIVEのアクティビティトラッカー「Metria」。患者の活動量を測定するのに使う業務用の製品。絆創膏のように身体に貼り付けることで固定する仕組みで、「Disposable」(使い捨て)とのこと。
GARMIN
ハンディGPSなどを手がけるGARMINもウェアラブルアクティビティトラッカー製品を展示。ディスプレイ部のある腕時計型製品に加え、ディスプレイ部の小さいリストバンドタイプもラインナップしている。こういった製品はGPSを内蔵しないが、GARMINのクラウドサービスと連携できる。
REIGN
http://www.jaybirdsport.com/reign-activity-tracker/
Bluetoothヘッドセットを手がけるJaybirdもアクティビティトラッカーを展示。歩数や睡眠を記録できるほか、「more great feature」が今後発表される予定とのこと。今夏発売予定。
Fitbug
Fitbugはアクティビティトラッカー「Fitbug Orb」などを展示。歩数と睡眠の記録し、スマートフォン上でデータを管理する。充電式ではなく、Fitbit Zipのようにボタン電池を利用する。