日本エリクソン、次世代規格「LTE/SAE」のeラーニング


 日本エリクソン株式会社は、次世代移動体通信規格「LTE/SAE」の概要を学ぶ「LTE/SAE概要e-ラーニング」コース(日本語版)の提供を11日より開始した。受講は10人以上から申し込み可能で、ID発行から6カ月間利用できる。1人あたりの受講料は、10~30人の場合3万6750円、31~50人の場合3万1500円、51~100人の場合2万6250円。

 「LTE/SAE概要e-ラーニング」コースは、3GPPに基づいて次世代通信規格の技術理論の基礎を学習するトレーニング・コース。日本エリクソンでは、「新技術の概念やその背景、新しい技術用語を理解したい、そして次世代通信技術でどんな大きな変更があるのかを把握したいという方に最適なトレーニング・コース」としている。

 エリクソンの製品ユーザーだけでなく誰でも受講可能だが、申し込みは10人以上から受け付ける。受講はインターネット経由でパソコンで受講するeラーニングシステムを利用する形となる。対応OSは、Windows 98 SE/NT 4.0/2000/XP/Vista、Windows 2003 Server。Windows 7については、「おそらく問題ないと思われるが、現在確認中」だという。

 日本エリクソンでは、2009年7月より、「LTE/SAE トレーニング・カリキュラム」として、LTE/SAEの入門コース(半日)、初級コース(1日)、中級コース(2日)の3種類のトレーニングを開設。今回発表した日本語版eラーニングコースは、地理的・時間的な制約などでトレーニング受講が難しい利用者も、LTE/SAEについて学習できるよう提供を開始した。

「LTE/SAE概要e-ラーニング」コースのデモ画面


(工藤 ひろえ)

2009/11/13 06:00