カシオのハンディターミナル「DT-X7」、花王で採用
カシオ計算機株式会社は、業務用途の携帯機器(ハンディターミナル)「DT-X7」が花王カスタマーマーケティング株式会社の営業支援端末として採用されたと発表した。
「DT-X7」は、バーコードスキャナーを搭載するハンディターミナル。OSはWindows CE 5.0、CPUはMarvell製PXA270(416MHz)で、2.4インチ、QVGA(320×240ドット)、最大6万5536色表示の半透過型TFT液晶ディスプレイを搭載する。
今回、携帯性や開発性・汎用性に秀でるOSを搭載すること、携帯電話や携帯型プリンタと赤外線通信できることなどが評価され、花王カスタマーマーケティングで導入されることになった。導入先では、訪問先での受注業務など営業を支援する端末として利用される。
花王カスタマーマーケティングでは、小売店に対する提案型営業活動などを展開しており、化粧品を担当するスタッフ(ストア・アドバイザー、企画営業職)はPDAとペン型バーコードスキャナー、家庭用品を担当するストア・アドバイザーは、携帯電話とバーコードリーダーを用いていた。営業支援端末の統一を検討したところ、「DT-X7」を採用することになったという。
DT-X7 | 利用イメージ |
2009/11/6 06:00