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3bitter、Bluetoothビーコンにコピー対策機能

 3bitterは、コピー対策機能を実装したBluetoothビーコン「3bitter dynamic Beacon」(3d Beacon)の提供を開始した。

 Bluetoothビーコンは、例えば店舗に設置し、来店客のスマートフォンにクーポンを表示するサービスなどで利用されている。

 ビーコンは数秒間隔で個体識別情報を発信し、電波圏内に近づいたスマートフォンが受信する。アプリなどで、登録された情報を照合することで、ユーザーがどの場所にいるか分かるという仕組み。

 一方、これまでのビーコンでは発信した情報を簡単にコピーできてしまうため、その場所に行かなくても、来店特典などを利用されてしまう懸念があった。

 3bitterはその対策として、ビーコンのコピーを事実上不可能にするコピー対策機能を開発した。その仕組みは、ビーコンの発信する情報を秒単位で変化し、認証を通して初めて個体を識別できるようにするというもの。

 同社のソリューション「SWAMP」にて提供されているビーコンは、ファームウェアのアップデートで対応できる。

 同社は今後、SWAMPサービスを利用していない法人ユーザーに対して、3d Beacon本体や認証ソフトウェアのライセンスの販売を行っていく方針。