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スマホで診察順確認や来院受付、富士通の病院向けソリューション

 富士通は、医療機関向けのソリューション「FUJITSU ヘルスケアソリューション HOPE LifeMark-コンシェルジュ」の提供を開始した。価格は600万円(税別)~。

 「HOPE LifeMark-コンシェルジュ」は、病院の受付前の行列や診察までの待ち時間など、外来患者を改善し、通院を支援するソリューション。富士通製の電子カルテシステムと連携して、患者のスマートフォンに情報を提供する。

 患者はスマートフォンで、自分の診察予約の状況を確認できる。診察の順番が近づいてきた際にはアプリに通知を送信するため、待合室以外で待つこともできるようになる。

 病院の入り口付近などにBluetoothビーコンを配置することで、その近くを通過した患者に自動で再来受付を行える。各診療科の待合室にビーコンを配置すれば、その診療科の患者に向けたお知らせも配信できる。

 患者用の専用アプリは、iOS 9.3.1~とAndroid 4.4~をサポート。App StoreとGoogle Playにて無料で提供される。初回来院時に病院を登録して利用する。