富士ゼロックス、法人向けSIMサービスに社内電話スマホで使えるIP内線オプション

　富士ゼロックスは、NTTドコモ網を活用した「データ通信サービス モバイルLTE」にて、スマートフォンで会社の電話番号を利用できる「IP内線サービス」の提供を開始した。

　「IP内線サービス」は、クラウドPBXとIP電話を活用した音声通話サービス。スマートフォンから会社の電話番号で外線発信したり、内線を利用したりできる。連絡先をユーザー間で共有できるWeb電話帳も用意する。

　通信サービスの契約1つに対して「IP内線サービス」を1つ申込できる。専用アプリ「Smart PBX」は、iOS/AndroidとWindows PCをサポートする。

　初期登録料は2万5000円（税別、以下同）。契約規模に応じて、月額利用料とオフィス内機器の利用料が必要となる。

　月額利用料は10回線プランの場合で1万8000円、50回線プランでは5万5000円など。

　ネットワーク機器は、外線が同時に8回線利用できるスターターパック Sで25万円、12回線まで対応するスターターパック Mは45万円。5万円～20万円の年間保守費用が発生する。

　「データ通信サービス モバイルLTE」は、SIMのみの契約の場合、3GBプランで月額1280円、5GBプランで月額1880円などとなっている。