本日の一品

アンペア数を表示できる2ポートシガーチャージャー「三冠王」

 車で日々移動しながら、出先でスマホやタブレットなどを利用している人にとって欠かせないのが、シガーソケットから充電するためのチャージャーだ。特にレンタカーやカーシェアリングを利用する場合、スマホなどを充電する装備が標準搭載されていないことが多いため、移動中に確実に充電を行うためには、シガーチャージャーと充電ケーブルを車に持ち込むことが欠かせない。

USBを2ポート搭載する。適度に間隔があるためコネクタ部分が太いケーブルでも挿しやすい
製品パッケージ。ブラックのほかホワイトもある

 今回紹介するのはフォースメディアが販売しているUSBシガーチャージャー、その名も「三冠王」だ。一般的なUSBシガーチャージャーと違うのは、USBを2ポート備えていること。スマホ2台、スマホ+モバイルバッテリーなど、複数の機器を同時に充電できる。合計3.1Aまで対応するので、スマホ+タブレットという組み合わせに対応できるのが最大の売りだ。

 単にUSBを2ポート備えているだけであれば、ライバルとなる製品はほかにもあるが、本製品ならではのもうひとつの特徴が、LEDにより給電時のアンペア数や温度を表示してくれる機能だ。これにより、充電がきちんと行えているか、機器側の表示に頼らずとも本製品側で把握できるというわけだ。

シガーソケットに差し込んで使用する。12V車/24V車のどちらにも対応する
2ポート合計で3.1Aまで対応するので、2.1Aのタブレットと1.0Aのスマホを同時充電できる

 特にレンタカーやカーシェアリングでは、シガーソケットが破損していたり、うまく動作しない可能性も少なくなく、シガーソケットに差し込んで安心していたら実はまったく充電できていなかったケースが起こりうるので、この機能は重宝する。数秒間隔で、消費電流(A)→本体温度(C)→入力電圧(V)がローテーション表示されるので、ボタンを繰り返し押して切り替えるなどの必要もない。

数秒間隔で、消費電流(A)→本体温度(C)→入力電圧(V)がローテーション表示される

 外出先で使うUSB機器が増えるにつれ、シガーチャージャーをさらに多くのポートを持つ製品に買い換えようと考えている人は少なくないはず。もともとシガーチャージャーという製品自体、ポート数以外に差別化できる要因をあまり持たないが、こうした場合に2ポートかつプラスアルファの機能を持つ本製品を選ぶのは、悪くない選択といえるのではないだろうか。

製品名販売元購入価格
三冠王(JF-UC31DK)フォースメディア1080円

山口 真弘