本日の一品
接写にも役立つ外付けフラッシュ「ASUS LolliFlash」
(2016/2/16 06:00)
ASUSのスマートフォン「ZenFone Zoom」の発表会で、ノベルティとして「LolliFlash」なるものをいただきました。スマートフォンに取り付けられる撮影用のフラッシュライトで、日本未発売。ただし、同梱されていた説明書には日本語のページがあり、キャンペーンで国内のユーザーにプレゼントされたこともあります。今後、日本で発売される可能性があるかもしれませんね。
LolliFlashは、スマートフォンのイヤホンジャックに差して使います。スマートフォン本体と連携するのではなく、単体で動作する仕様。筆者は、ASUS ZenFone 5に差して使っていますが、機種に制約はなく、他のAndroid端末やiPhoneでも使えます。
内蔵のリチウムイオン電池で動作し、スマートフォンと同じようにmicroUSBケーブルで充電できます。充電中は赤いランプが点灯し、充電が完了すると緑に変わります。バッテリー寿命は「20分」と書かれていましたが、常に点灯させておくものではないので、フル充電しておけば、1日は使えると思っていいでしょう。
水色と暖色の2灯のLEDが搭載されており、自然な色味で撮影できるようになっています。側面の電源ボタンを押す回数で、3段階の輝度から選べます。
LolliFlashが最も役立ちそうなのは、暗い場所で自分撮りをするときでしょう。前面カメラにフラッシュを備えている機種はまだ少ないですからね。というわけで、輝度を変えて撮り比べてみました。ちなみに被写体は、筆者ではありません。
高輝度のほうが中輝度よりも明るく撮れましたが、これは、スマートフォンのカメラの自動補正機能によるもの。他の被写体で試しても、同じような結果になることが多く、中輝度で十分という印象を受けました。
LolliFlashには、3つのカラーフィルターを付属しています。これを取り付けることにより、色味を補正したり、意図的に色をかぶらせて撮影できる趣向です。
色の違いがわかるように、白い背景で撮影しましたが、はっきりとした色が重なるわけではありません。ホワイトのフィルターは、光を拡散させる効果が得られ、ブルーとピンクはホワイトバランスを補正したり、写真の印象を変えたいときに役立ちそうです。
最も便利に感じたのは、接写したいとき。スマートフォンのカメラは接写に弱く、とくに暗い場所では、ピントが合わず、ボケボケの写真になってしまうこともありがち。ですが、このLolliFlashを使うと、かなり近づいてもピントが合い、くっきりした写真を撮影できます。
ちなみに、Amazon.co.jpをチェックしたところ、LolliFlashの並行輸入品が約6500円で販売されていましたが、Amazon.comでは18~19ドル程度。使ってみたいという人は、海外渡航時などに探してみてくださいね。
製品名 | 販売元 | 参考価格 |
---|---|---|
ASUS Lolliflash | ASUS | 14.99米ドル(国内非売品) |