本日の一品

自転車にRAMマウントのスマホホルダーを装着してみた

 街中にあるアートや史跡、あるいはお地蔵さんを訪ねて、その目の前でスマホを凝視し、一筆書きしまくるゲームにハマって1年半以上が経った。休みの日になると、自転車で移動して遊ぶこともあり、そこで探し始めたのが自転車用のスマートフォンホルダー。地図上で遊ぶゲームなので、行き先を確認しながら移動し、なおかつスムーズにゲームできるだろう、という目論見だ。

スマホホルダーにRAMマウントをチョイス

 そんな筆者が現在使っているのは、RAMマウント。本誌「スタパトロニクスmobile」でも紹介されたことがあるRAMマウントは、土台部分(ベース)、スマートフォンやアクションカムを取り付ける部分(ホルダー)、その2つを繋ぐアームという複数のパーツで構成されている。自転車のほかにも、クルマで使うための土台や、机の端を挟み込むような土台、あるいはタブレット用のホルダーやナイロンケースなど、さまざまなオプションが用意されており、必要に応じて組み合わせを変えれば、さまざまなシーンで活用できる、というのがウリの1つ。

Xの形をした部分を拡げ、スマホを挟み込む

 そうしたバリエーションの豊富さに加えて、筆者が一番魅力的だと感じたのは、その剛性感。ざっくり言えば“アメリカン”なパーツの数々は、全体的に大振りで存在感をアピールするサイズとなる一方、しっかりとホールドしつつ、多少、雑に扱っても破損しなさそう、という安心感がある。今回は、X-グリップというタイプをチョイス、ベースやアームもセットのパッケージを購入した。

 実はRAMマウントの前に、あるスマホホルダーを使っていた。軽くてコンパクト、着脱式で便利だったのだが、がさつな筆者の手から滑って落下すること数回、そのホルダーのパーツがいくつか折れてしまった。もちろんそのメーカーでは、安価に交換用パーツを提供しているのだが、筆者自身の雑な取り扱いスタイルはそうそう変化しそうもないので、仮に交換してもまた壊してしまうであろうことが容易に想像できた。というわけで、もう少し大振りになってでも、より頑丈そうなホルダーに切り替えることにしたわけだ。

 RAMマウントを付けた状態で人と出会うと、初めて目にした人はほぼ必ず「これは何ですか? え? スマホホルダー? でかい……」と驚き、思わず苦笑する。そういった反応をいただくことも含めて、買って良かった、と思える製品だ。

なんだか仰々しい印象を与えるかもしれない。だがそれがいい
製品名販売元購入価格
RAMマウント X-グリップパイプRAM5610円

関口 聖