本日の一品
超音波でクリーミーな泡立ちに! 「コク泡」の実力を試す
(2015/6/17 06:00)
まだ6月なのに気温が夏っぽさを帯び始め、暑さに参ってしまうこの頃。こういう時はビールでも飲まなきゃやってられない! という方々におすすめのハンディビールサーバー「コク泡」を今回は紹介したい。
「コク泡」は缶ビール専用のビールサーバーで、超音波の力を利用してきめ細かい泡を作ってくれるアイテム。製品サイトの説明によれば、「缶ビールでビアホールのような泡を作れる」とのこと。本製品で注いだビールと、直接注いだビールを飲み比べた動画も公開されており、見るだけで期待は高まる。
ビールの種類によって泡立ち方や口当たりが変わるのか、といったことを調べるため、複数の種類の缶ビールを買って飲み比べてみた。自分の味覚だけでレビューするのも不安なので、友人たちにも手伝ってもらった。
まずは一般的な缶ビールから試してみることに。本製品の使い方は簡単で、フタを開けた状態の缶ビールを注ぎ口のあるパーツ底部にセット。そのままグラスに適量のビールを注いだ後、本製品の取っ手上部にあるレバーを押し上げながら注ぐだけ。レバーを上げている時に内部で超音波が発生し、ビールをきめ細かい泡にしてくれる仕組みだ。
飲んだ感想としては、製品のうたい文句通り、口当たりがクリーミーで飲みごたえがある。これはたしかに飲食店で提供されているビールに近い……気がする。友人たちの評価も同様で、缶ビールなのにおトクな気分を楽しめた。これだけ良質な泡を出せるなら、一口飲むごとに泡を継ぎ足す使い方もアリなのかな、とも思う。
また、泡立ちにくく、味わいはビールと別物と感じることが多い発泡酒や第三のビール、それとノンアルコールビールで試したところ、どれもキレイに泡立った。泡の口当たりだけならビールとあまり変わらないように感じたので、ビールを飲んでいるような気分を少しでも味わいたい時にも活躍しそうだ。
他にも、ハイボールや炭酸飲料などでもチャレンジ。ハイボールは泡立ちが意外と良く、そこそこ長い時間泡の形状を保っていた。ハイボールって泡立つんだなと感心したが、泡の味わいは全くなく、おいしくはなかった……。一方、炭酸飲料は一瞬泡立つが、すぐ消えてしまう。炭酸も抜けてしまっているので、ただの砂糖水の味しかしない。ある程度予想していた通りだったのだが、何か面白いことが起こるんじゃないかとちょっぴり期待していたのに……。
いろいろ試したが、やはり本製品はビール系飲料に使いたい。使ってみると「おぉ!」と思わず声が漏れるレベルできめ細かい泡を作ってくれる。自宅でよくビールを飲む人や、ビール好きな人へのプレゼントにぴったりの一品だ。
製品名 | 販売元 | 購入価格 |
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コク泡 GH-BEERBS-WH | グリーンハウス | 2918円 |