本日の一品
ガジェットがいくらでも入るぞ!大容量なボディバッグ
(2013/11/28 06:00)
通勤やプライベートに限らず、多かれ少なかれバッグを持ち歩いている人が大半だと思われる。筆者の場合、以前はビジネスバッグを持ち歩いていたのだが、最近は持ち歩く荷物の量が増えたため、リュックタイプのバッグを利用するようになった。電車内では、邪魔にならないようバッグを背中側からお腹側に移動させるのだが、もう少しスムーズに移動できたらいいなと思っていた。ウエストポーチを斜め掛けしているような形状の「ボディバッグ」なら、リュックタイプとは違い片側の肩にのみベルトを通すので、するりとお腹側から移動させることができそうだ。
ところで筆者がバッグを選ぶ基準で譲れないものが、大容量であること。ガジェット類をたくさん持ち歩く筆者は、それらが全て入るバッグが必要となる。バッグ内で「スマホ用」「タブレット用」など小分けできればなお良い。事実、バッグの中にあるガジェット類だけで数キログラムになってしまう。持ち歩くものを少なくさせるのが、スマートフォンやタブレットの役目のひとつでもあるのだが、逆に増えてしまい本末転倒とも言える。
大容量かつ丈夫なボディバッグ、これがなかなか見つからない。本来ボディバッグというものは、最低限の荷物で機動性を重視したバッグをイメージする。大容量の荷物を持ち歩くといえばキャリーバッグやリュックと相場が決まっているように思っていた。
それを覆す一品が「DEVICE Access メガボディバッグ」である。素材には加工を施した帆布生地を採用し、まるで使いこんだかのような印象を受ける。布自体も丈夫なので大量のガジェットを入れても安心感がある。そして決め手となったのが、タブレット対応である。最近では、仕事での必須アイテムとなった「Type Cover 2」付きの「Surface 2」を持ち歩いているのだが、これが入らないと話にならないのである。結果としてはタブレットの中でも大きい部類となる「Surface 2」もしっかり収納でき、大変満足している。
また「Surface 2」以外にも、デジタルカメラ「RICOH GR Digital 4」や、7インチタブレットの「Nexus 7(2013)」。「HTC J One HTL22」「iPhone 5c」「iPhone 5」「Nexus 5」「GALAXY Note SC-05D」「IDEOS」といったスマホたち。「PS Vita」は長時間移動にてゲームする用、モバイルバッテリーやモバイルWi-Fiルーターも持ち歩いている。正直なところ、これらが全て必要かと言われるとそうではないのだが、持ち歩きたい。まるで筋トレかの如くだが、これはガジェットオタクの宿命として受け止めるしかないだろう。
バッグの中も小分けにできるよう工夫されており、これはここ、あれはここ、と考えて配置できるのも便利である。この配置を考えつつ機能性を向上させるのも楽しみと言えよう。
大変便利で気に入って使っているバッグだが、ちょっと気になる部分もある。肩ベルトとバッグ本体をつなげる金具の部分だ。もともとそこまで重量のある荷物を持ち歩くのを想定していないのか、金具はやや貧弱な印象を受ける。万が一金具が壊れてしまい、大事なガジェット類が地面にぶちまけられる様は、はっきり言って想像したくない。そのような悲しい未来を防ぐためにも筆者は、近所のホームセンターにて補強用の金具を追加で設置している。
また、素材として布を利用している部分も注意したい。質感も強度も申し分ないのだが、布だけあって水を吸い込んでしまう。よって、雨の日に傘もささずに持ち歩くのは避けたほうが良さそうだ。そのほか、濡れてしまう恐れのあるシチュエーションは避けた方が良いだろう。
ちょっとした注意点や金具の強度問題はあるが、それを差し引いても、大量のガジェットが持ち歩け、スムーズに背中とお腹を行き来できるため、個人的に理想的なバッグだ。もう少し工夫して収納することで、一眼レフカメラを入れて持ち歩くこともできるかもしれない。しかしながら重量はかさむ一方で、ガジェットオタクは肩こりや腰痛との戦いでもあるのだ。
製品名 | 販売元 | 購入価格 |
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DEVICE Access メガボディバッグ | M-HOUSE | 3990円 |