本日の一品
iPhone 5/5sとバインダーが融合する「バインダーケース」
(2013/11/8 06:00)
iPhone 5sにしてから、猛烈にスマートフォンに関する文具に興味が沸いてきてしまった。デジタルとアナログの境界線をしばしさまよっていたところ、「バインダーケース」という不思議なケースにたどり着いた。写真をご覧いただけば一目瞭然。iPhoneのケースがバインダーも兼ねているというものだ。購入したのはiPhone 5/5s用で、ケースに金属のクリップがついているというシンプルな作り。こんなところについてて大丈夫なのかと思ったのだが、これが意外に使えるのである。
まず、ケースを装着してテーブルに置くとその傾斜が絶妙で、ぐいっとのぞき込むようなアクションがやや軽減する。特に電卓の入力がしやすい。上を支えるのがクリップの突起部分1点のみなので、画面の両脇を強めにタップするとガタついてしまうが、キー部分のタップはまったく問題なく、Webブラウジング中のフリックやスクロールも自然である。
ポケットに入れにくいかと思ったが、これも意外といけた。クリップ部分をポケットの中に入れようとするとひっかかりやすいが、クリップを指で持ち上げ、下からスルっと滑り込ませて同時に指を離せば、ポケットへの収納と固定がスピーディにできる。素早くしまえたときは、ガンマンにでもなったような気分だ。胸ポケットなら、かがんだ瞬間にうっかり落下……と思いきやクリップのおかげでセーフ!など特にトイレにおける悲劇の防止にも役立ちそうである。
そのまま純粋にバインダーとしての活用ももちろんOK。名刺サイズのメモ帳ならぴったりのようだ。ただし、クリップがあまり強くないのと、金具が滑りやすい関係で、ちょっとした圧力で外れやすい。ポケットやバッグからの出し入れを考えると、挟んだままにするのはあまり現実的ではなさそう。しかし、立った状態でメモを取りたいときの下敷きにはなりそうだ。
さらに、かなり強引ではあるが、ストラップもつけることができた。紐を横に通せばネックストラップにもなる。
バインダーのクリップ部分は、アイデア次第でいろんな使い方ができるものだと関心させられた次第だ。あれこれこねくり回しているうちに手にもなじんできてしまい、不思議な気分である。持っていれば、見た人から何らかのリアクションは得られそうなので、攻めのコミュニケーションを目指すなら、ぜひお試しいただきたい。
製品名 | 販売元 | 購入価格 |
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バインダーケース | StrapyaNext | 1,980円 |