本日の一品
このくしゃみなんとかして!と思って買った「プラズマクラスターイオン発生機」
(2013/6/12 06:00)
「初夏の空気さわやか~!」と喜んでいたのもつかの間。風通しをよくするために窓を空けたところ、部屋がやたらと乾燥し始めた。湿度計を見ると40%を下回っている。ひどいときは日中から夜にかけて35%以下なんて日が続いていた。すると、猛烈なくしゃみが出始めた。朝などは鼻水も伴い、ひどい有様でとても仕事にならない。花粉症ではないが、気持ちがよく理解できる程である。以前、筆者の唯一のアレルギーが「ハウスダスト」と診断されていたので、乾燥によってアレルゲンが大量に浮遊している状態だったのかもしれない。耐えきれずに鼻炎薬を飲んだところ、くしゃみと鼻水はなんとか止まったが、睡魔で思考も停止した。
これは、加湿機能付きの空気清浄器が必要だと痛感。しかし、いきなり大きなサイズの導入はためらわれる。手頃なサイズはないかと探すも、加湿器のシーズンではないためか、なかなかめぼしいものが見つからない。そこで、部屋の中のいつもいる場所を中心に対応できそうな、シャープの、加湿機能付のプラズマクラスターイオン発生機「IG-DK1S」を買ってみた。なにせ、Amazon.co.jpに書かれている機能はこうだ。
- 浮遊アレル物質の作用を抑える
- 浮遊カビ菌を除菌
- 浮遊カビ菌の増殖を抑える
- 浮遊菌の作用を抑える
- 浮遊ウイルスの作用を抑える
- 付着臭気を分解・除去
- 静電気の発生を抑える
これは自分のためにあるような製品ではないか! 以前からプラズマクラスターへの興味はあったものの、いまひとつ導入に踏み切れずにいたが、まさに「今でしょ!」である。両方の鼻の穴にティッシュで栓をしながら、購入ボタンを押したのであった。
購入した「IG-DK1S」は、テーブルの上に置いて使う、デスクトップサイズである。幅124×奥行166×高さ182mmで、例えるなら1リットルサイズのペットボトル程度だろうか。「高濃度プラズマクラスター25000」に加え、300mlのタンクがついており、機能的には、同じく高濃度プラズマクラスター25000対応のモバイルタイプに、うるおい効果をプラスした製品といえるだろう。イオンを取り囲む分子量が増えて、お肌の保湿効果が従来の約1.8倍にアップしているというから、お年頃の筆者にはさらにありがたい話だ。高濃度プラズマクラスター25000とは、風の吹き出す方向約80cmの地点と、その地点を中心に、上・下・左・右方向に各15cmの地点で測定した、空中に吹き出される1cm3当たりのイオン個数の目安を指している。
操作ボタンは、「弱」と「強」の切り替えができる運転ボタンに、フィルター交換時用のリセットボタンの2つだけ。タンクに水を入れたら運転ボタンを押し、「弱」または「強」を選択するだけだ。「弱」ではイオン濃度が約7000個/cm3、「強」では約2万5000個/cm3とか。吹き出し口と自分との距離は80cm程度とし、吹き出し口のルーバーの角度を自分にあたるよう調節して利用する。
おもしろいのは、電源としてUSBケーブル接続に対応し、ACアダプター、もしくはパソコンのUSBポートが利用できる点。重さは約0.82kgなので、移動はカンタン。室内どこでも、自分のいる場所で好きな場所利用できる。電気代は、「弱」で1日あたり約0.4円、「強」で約0.7円とのことなので、気軽に使えるようである。
気になるその効果だが、テキメンであった。イオンもアレルゲンも目に見えないので、何がどうなったのかは不明だが、運転ボタンを入れたその日から、それまで1日に何度も出続けていたくしゃみが、ピタリと止まったのである。同時に鼻水も止まってしまった。特別気合いを入れて部屋を掃除をしたわけでもないのに、である。藁にもすがる思いで購入したが、自分には合っていたようだ。
デスク脇で使用すると、かすかに当たる風が涼しくて気持ちいい。風量をもっと上げたいくらいである。このサイズで送風機能を強化したバージョンもあると、卓上扇風機代わりになるのにと思う。加湿機能については、目に見えるような蒸気の噴出はない。そのため、部屋の湿度が大きく変わることはなかったのだが、肌の潤いでいうと、ちょっとよくなっているような気もする。
なんだかんだいって、ここまで効果がハッキリするとうれしいものだ。次の冬あたり、室内の乾燥具合を見て、本格的な加湿空気清浄機にアップグレードすることも検討しているのであった。
製品名 | 製造元 | 購入価格 |
---|---|---|
プラズマクラスターイオン発生機 IG-DK1S-P | シャープ | 7400円 |