馴染みのケースがICカード対応に、「Reveal Wallet for iPhone 4」
「Reveal Wallet」表はオーソドックスなデザイン |
今まで使っていた「Reveal Etch」と比較、右の「Reveal Wallet」はカードポケットが増設されている |
iPhone 4Sのケースを新しいものに取り替えた。これまで使っていたケースと同じ製品にしようか、と思ったのだが、名古屋在住の筆者はJR東海のICカード「TOICA」と、名古屋市交通局/名古屋鉄道の「manaca」の両方を使用しており、これらのIC乗車券を収納できるケースにしよう、と思い立った。
IC乗車券をとくに収納せず使っていたところ、1週間に3度も紛失してしまった。苦肉の作として、これまで使っていたケースとiPhoneの隙間にIC乗車券を無理矢理入れていたのだ。この対策をしてからカードを紛失することはなくなったが、無理がたたって、ついにケースが壊れてしまった。
そこで今回選んだのは、Griffin Technologyの「Reveal Wallet」だ。実は、先述した“IC乗車券を無理矢理入れて壊れたケース”は、同じGriffin Technologyの「Reveal Etch」で、今回購入したケースはデザインテイストなどがほぼ同じもの。かつて「iPhone 4」を購入し、そのあとに実施されたケース無料配布プログラムで入手したものだが、「Reveal Etch」は、側面をぐるりと囲む柔らかなプラスチックと背面カバーが一体化した形状のケース。まるでiPhone用のバンパーとケースのそれぞれ良い所を兼ね備えたような製品で、バンパーならではの手になじむ安定感と、バンパーだけでは不安な“背面の保護”という要素を同時に満たしてくれていた。
今回購入した「Reveal Wallet」は、その「Reveal Etch」とほぼ同じテイストながら、さらに背面にポケットを装備し、カードを1枚収納できる。
ポケット部はネット状になっており、金属で遮られることなく、ケースに「manaca」を収納したまま問題なく改札を通過でき、ちょっとしたおサイフケータイ感覚だ。「Reveal Etch」よりカード収納分だけ厚みは増えているが、手に持って違和感はほとんど感じない。カード収納タイプな他のiPhoneケースと比較して、落ち着いたデザインも好印象だ。
今までの使い勝手をそのままに、正規なカード収納機能をiPhone 4Sに追加できて大満足な筆者だったが、購入後の4月21日よりTOICAとmanacaの相互利用サービスが始まっており、カードの使い分けをせずとも良くなったことには、知らないふりをし続けている。
厚みはほとんど変わらない。「カード一枚分だけ」増えた感覚だ。iPhone4/4S両対応なので、消音スイッチも問題なく使える | GriffinではIDカードやクレジットカードの収納を想定しているようだが「manaca」も問題なく収納できた。このままちゃんと「タッチ&ゴー」できる |
製品名 | 製造元 | 購入場所 | 購入価格 |
Reveal Wallet | Griffin Technology | ヨドバシ.com | 1550円 |
2012/6/18 06:00