伊東屋プロデュース、重量4gの超軽量カーボンファイバー製定規
ドライカーボンは、独特の模様が美しい |
定規は、モノの長さを測ったり、目盛を使ってメモやノートの紙面を均等に分割して表を作ったり、筆記具を使って直線を引いたりするときのガイド板に使う文房具の一種だ。
鉛筆やボールペン、万年筆をコレクションしている文房具コレクターは比較的多いが、同じ筆記具でもラインマーカーや糊をコレクションしている人間は少ない。同じように、定規をコレクションしている人もあまり見かけない。
筆者は、コレクターというほどではないが、機会あるごとに、月に何度かは立ち寄る文具店で、気に入った定規を時々買っていたら、いつの間にか自宅内で行方知れずのモノも含めて、優に20本を超える短い定規が集まってしまった。
そんな定規コレクションに、今回は極めて軽量な新しい定規が加わった。ドライカーボン製のウルトラ軽量な15cm定規「ROMEOカーボンルーラー15センチ」だ。「ROMEO」というのは東京銀座にある文具店「伊東屋」のプロデュースするオリジナル文房具のブランド名だ。今までは、筆記具やその関連革製品などが中心だったが、この度、ドライカーボン製の15cm定規が登場した。
カーボンは、素材として高価なことを除けば、鉄の約7倍硬く、一方、重さは鉄の1/4程で、錆びないことが大きな特徴だ。また外的圧力や衝撃にも強く、熱変形が極めて小さい為、正確な目盛を書き込む定規にも向いた素材だといえる。
ROMEOカーボンルーラー15センチは、一般的な定規と同様に、最小目盛として1mmを採用した部分と、その反対側には、半分の0.5mmを最小単位としたより細かな目盛が300個も刻まれている。
カーボンルーラーの驚く点は、それほど細かな目盛を刻んでも誤差が発生しづらいことと、もう1つは、極めて軽量なことだ。なんと実測は板ガム1枚と同じ、たったの4gだった。薄く、丈夫で、正確、そしてウルトラ軽量のROMEOカーボンルーラーは、筆箱の中の最高の自慢グッズになるだろう。
机の中をかき回したら10本くらいの15cm定規が出てきた | よく使うのはこの5本 素材は、伝統的な「竹」や「ガラス」「真鍮」など |
キッチン秤で実測したらなんと驚きのたったの4g | 4gのものを探したら、意外と馴染みのある板ガム1枚の重さだった。 |
商品名 | 実売価格 | 購入場所 |
ROMEOカーボンルーラー15センチ | 2940円 | 銀座 伊東屋4階 |
2012/4/3 06:00