女子力は指先に出る。実用的・カワイイお仕事グッズで華やかに
ネイルとケシゴム(写真奥)とメクリボン(写真手前) |
女子力とは何なのか? 最近の筆者を悩ませているのは、この曖昧模糊とした“女子力”という単語である。外見の美しさを問うものなのか、はたまた心のキレイさを意味するのか……。
誰に聞いてもハッキリとした答えが返ってこない中、「女子力は指先に現れる!」というキャッチコピーを電車内の吊り広告に発見。そうだよね、指先まできちんとお手入れできる日々の配慮があってこその女子力だよね、と妙に関心して購入したのが今回紹介する2つのアイテム「ネイルとケシゴム」と「メクリボン」だ。
「ネイルとケシゴム」シリーズは、消しゴムカバーの2カ所に爪磨きがくっついたシンプルな商品。片方は荒磨き、もう片方は目の細かいツヤ出し用になっている。キーボードやマウスを操作していると、自分の爪の荒れ具合は目に入りやすい。そんな時、会社で仕事中に堂々と爪やすりを使うのは少々問題アリだが、消しゴムをいじりつつ、ちょいちょいっと磨くぐらいなら目立たずに済む。デザインとカラーにはガーリー、イチゴ、バニラ、姫・悪魔といったバージョンがあり、2~3個まとめて机に置くとその一画だけがパッと華やかになり、たぶん女子力もアップ。
写真では伝わりにくいが、やすりの目の違い。1番は荒めで、2番は仕上げ用に目が細かくなっている |
ラブリーなパッケージデザインを見ればわかるが、元々は女児向けの商品。海外ならともかく日本の小・中学校ではマニキュアはもちろん、メイク関連はだいたい禁止されているが(厳しい学校なら色つきリップクリームもNGだ)、それでもオシャレに興味津々な年頃の女の子にプレゼントしても喜ばれそう。価格も1つ200円とお手ごろだ。
もう1つの「メクリボン」は、ひとことで言えば指サック。最近は歳のせいか指先が乾いて、分厚い製品資料をめくるにも一苦労……。ここでいかにも事務用品らしい従来の指サックではなく「メクリボン」を選ぶのが、女子道(?)の第一歩。指先に装着すると、爪の甘皮部分に、かわいいリボンがちょうどくるデザインになっている。遠目に見ればネイルアートに……まぁ、見えないこともない、かもしれない、ラブリーな指サックだ。1パック5個セットでブルー、ブラウン、ピンクの3色が入っている。
指サックとしての機能もかなり優秀。男女兼用の一般事務用品の場合、小柄な女性や指の細い人にはSサイズでもぶかぶかなことが多いが、薄いシリコンゴム製のメクリボンは指先にぴったりフィット。仕事などで日常的に大量の書類をさばく女性には、ぜひ使ってほしい。
メクリボン |
通りすがりの同僚に、「麻生さんらしくない、カワイイ消しゴムですね」とわざわざ声をかけられたので効果は間違いなくあった。それにしても私の指先が荒れてる点に関しては、そっと目をつむってほしい |
製品名 | 製造元 | 購入価格 |
ネイルとケシゴム | サンスター文具 | 200円 |
メクリボン(Mサイズ) | デビカ | 210円 |
2011/12/27 06:00