飛行機によく乗る人は持っておきたい変換アダプター


「航空機用変換アダプタ」といえど、いろいろついてくる

 さまざまな国を巡る度、滞在先で日本人旅行客(特に若い個人旅行客)とばったり会う機会が減少しているのを肌で感じる。不景気と「情報収集は現地へ行かずにネットで十分」という考え方がだろうか? ちょっと寂しい感じもする。一方で、中国を筆頭に、アジアの国々へと企業が進出していることからか、日本~アジア各国の便にはビジネスマンの搭乗客が目立つようになった。

 今回紹介するのは、航空機のシートに備え付けのイヤフォン端子を一般的な形状に変換する、航空機用音量補正アダプター&変換プラグキット「AT3A53LK」(オーディオテクニカ製)だ。本製品には、2つの端子が特徴的な「3.5mmステレオデュアルジャック」のほか、一部の航空機に採用されている「6.3mmステレオ標準ジャック」「3.5mmステレオミニジャック」、それに音量補正アダプターと、一式を入れるためのミニポーチが付属する。

 ビジネスマンにしろ学生にしろ、iPodやウォークマンの普及で、これまで以上にポータブルオーディオプレーヤーを持つ人が増えたとか。中には、標準のイヤフォンで満足せず、さらに良い音を聞くべく別途イヤフォンを購入している人もいるだろう。飛行機をよく利用する人で、マイ・イヤフォンを携える人なら、機内の映画・テレビ・音楽コンテンツをマイ・イヤフォンで楽しめる本製品が便利だ。

問題のデュアルタイプのオーディオ端子にもバッチリパッケージ裏には、初期モデル(2008年)にあった設計不良に対処した印として、黒丸シールが貼られていた

 

製品名製造元購入価格
AT3A53LKオーディオテクニカ1980円

 

 

(山谷 剛史)

2010/12/27 06:00