ディスプレイ下の隙間に収まる3画面デジタルフォトフレーム
製品パッケージ。内部にはギフトボックスも同梱されている。写真をあらかじめ入れた状態でのプレゼントにもよいかもしれない |
一昨年あたりからブームになっているデジタルフォトフレーム。家電量販店の店頭にもコーナーが設けられ、さまざまな客層の人が購入しているようだ。PC環境に依存せずスタンドアローンで利用できる製品ということで、プレゼント目的の購入も多いようだ。確かに、写真を入れた状態で家族などにプレゼントするにはうってつけのアイテムだろう。
最近では大画面化も進み、ちょっとしたノートPC並のサイズの製品も珍しくなくなっているが、画面サイズがあまりにも大きいと机上のどこにそれを置くべきかという問題も生じる。表示サイズにこだわらず、もっと小さい製品があってもよいと思うのは当然の成り行きだ。
今回フォースメディアから発売されたデジタルフォトフレームは、小型の表示画面を3つ備えたコンパクトな製品だ。高さが5cm弱なので、PCのディスプレイの下にすっぽりと収まり、机上でも邪魔にならない。3つの画面を活用して写真のほかにカレンダーや時計を表示するといった芸当もできるので、さまざまな用途に活用できる。もちろん画面切り替えのエフェクトなども備わっている。
実際に使ってみた限りでは、液晶の視野角があまり広くない点や、時計の針が進むたびに画面全体がフラッシュしたようになるなど、多少気になる点もないわけではないが、置き場所がネックでこれまでデジタルフォトフレームに手を出さなかった人にとっては本製品のコンパクトさは福音となりそうだ。企業ロゴ画像を入れてノベルティに使うといった用途もありかもしれない。
製品本体。筐体は高級感がありチープさは感じない。本体色が黒のモデルも用意されている | USB給電で動作する。メモリカードスロットなどは持たず、写真データはUSBケーブルを用いて転送する |
横から見たところ。上部にタッチセンサー式の操作ボタンを搭載 | 本体は高さ5cm弱とコンパクト。PCのディスプレイの下にすっぽり収まるサイズ |
写真は1枚あたり128×128ピクセルで、ユーティリティでトリミングして転送する。元の写真の任意の部分を拡大できるので、液晶画面に合わせた編集が可能だ |
写真、時計、カレンダーの組み合わせはいくつかのパターンが用意されている。内蔵メモリは2MBで、記録可能枚数は約110枚とされている。対応フォーマットはJPEGとBMP | |
製品名 | 製造元 | 購入価格 |
JF-DPF315W | フォースメディア | 4500円 |
2010/9/1 06:00