ギーク向け？プリント基板を模した事務用バインダー

製品本体。上のクリップ部がなければまさしくプリント基板そのものだ

　海外のガジェット系サイトを巡回していると、PCの部品をモチーフにしたグッズによく遭遇する。USBケーブルを使ったネックレスや、IDEケーブルを用いたベルトなどがそれだ。キーボードのキーから作られたストラップなどのアクセサリーは、日本でも最近目にするようになった。いずれもギークならではのファッションアイテムといったところだ。

　今回発見して購入したのは、プリント基板をモチーフとしたバインダーだ。バインダーの表面に基板を模した回路図がプリントされているというシロモノである。製品名も「circuit board clipboard」と、そのまんまだ。実際にコンデンサなどの電子部品が載っているわけではないが、プリントによって一定のデコボコ感が再現されており、実際に手にしてみるとかなりリアルで驚く。

　機能としては一般的なバインダーそのもので、なにか特殊な機能が付いているということはないのだが、日常で使うなんでもない文具がギーク的な外見を持っているというのは、会話のネタとしてもなかなか面白い。明らかに偽物の基板という見た目ではなく、知らない人をだませる程度にリアルなのもポイントだ。

　この製品、どうもシリーズ展開されているらしく、基板つきの名刺入れ「Circuitboard Business Card Case」やマザーボード風の定規「Motherboard Rulers」といった同系統の製品も存在している。ギークであることを職場などでアピールしたい人、ちょっと変わったモノ好きという人におすすめの一品だ。

クリップ部は一般的な仕様で、紙はもちろん、ペンなどを挟むことができる	実際に電子部品がハンダ付けされているわけではないが、裏面もなかなかにリアル

断面の層もなかなかリアル。当たり前といえばそうだが、四隅はきちんと丸くカットされているので安全だ