カジュアルな集まりやミーティングにピッタリ「メガドライブ名刺ケース」

懐かしいSEGAメガドライブが名刺ケースになった

　スーツを着込んだ人達がいっぱいの異業種交流会や情報交換会がさかんに開催され、そうした交流会の成果として、獲得した名刺の数と相手の肩書きが重視された時代があった。

　バブルも去って、名刺を交換するために集まる時代も、名刺交換は、本来の、必要に応じて交換を行うイベントに戻った。リクルート誌の言い分ではないが、ビジネスピープルが中心のオンタイムの名刺交換には、あたりさわりのない、地味だが高級感のある名刺ケースが必要だろう。

　筆者はもう長くルイ・ヴィトンの名刺ケースを使っているが、それが万能かと言えば怪しいかもしれない。きわめて丈夫で、長く使えば本当に安いお買い得品だが、状況によって、誰もが即座にブランドモノと理解できる商品は避けた方が良い場合も多い。

　年齢・役職を問わずビジネスに最適なのは、上質な素材を使ったオートクチュールの一点モノだろう。しかし、オフタイムでの会食や打合せなら、スーツの内ポケットから出てくる2つ折りの大型札入れや、おかたいデザインの名刺ケースは、遊び心のないダサいイメージの代表格だ。

　腕時計や眼鏡、財布、名刺ケースなども持ち歩くスペースとお金、そして心の余裕さえあれば、オンとオフでうまく切り替えて、自分自身もその演出を楽しんでみてはどうだろう。

　一世を風靡したSEGAのメガドライブをモチーフにした名刺ケースはそんな演出のできる最右翼だ。上下に2つに分かれたコンパートメントは、交換していただいた相手の名刺を収納するスペースにも、副業をしていて複数の名刺を持ち歩く人にも極めて便利な構造だ。

　表面にエンボスされた誇らしげな「16-BIT」という文字が眩しい。64BIT 時代に、是非とも持ち歩きたい「オフ専用名刺ケース」の一品だ。

他にファミコン・コントローラー型（右下）も発売されている。筆者はメガドラ派だった	上下の2つのコンパートメントを目的に応じて分離活用可能だ

コンパートメントのサイズは同じ。上下の区別なので分かりやすい	筆者はマルチ・パートタイマーなので、本当はこの名刺ケースが2～3個は要る