ブリーフだから恥ずかしくないもん! とは言いづらい手に履く下着
パッケージの使用例を参考に |
男性が化粧をする時代である。デトックスやらヒアルロン酸やらコラーゲンやらがもてはやされ、男女ともすべすべお肌になるのに余念がない。草食系男子というのも流行った(そろそろ廃れた?)し、総じて世の中的には「清潔感」みたいなものがより強く求められているように思う。
化粧やエステなどもいいが、清潔感をアピールするうえでは、服装、とりわけ下着は重要なポイント。近頃はブラジャーを身につける先鋭的な男性もいるらしいから、手にパンツを履くくらいは紳士淑女のたしなみと言ってももはや差し支えないだろう。そこでさっそく「Handerpants」を装着だ!
写真を見るとわかるように、「Handerpants」はまるでパンツ、というかブリーフそのもの。指出し手袋として使うものだが、やはり見た目はブリーフである。決して必要とは思えないブリーフのごときパターンのステッチがこれ見よがしに縫い付けられており、ブリーフっぷりを最大限にアピール。パッケージとWebサイトには、日曜大工やクッキングのお供のほかオートバイ用グローブなど様々な使用例が挙げられているものの、どんなにマジメな用途に使ったとしても、そこにあるのはまぎれもない小さなブリーフだ。
これを手に履いて外を歩くと、なぜかパンツ一丁でうろついている気分で、いたたまれない気持ちに。真っ白なせいか汚れが目立ち、シミができたりすると他人にはとても見せられない有様になる。
とはいえ、手首のスパンデックス(ゴムバンド部分)以外はコットン100%で、肌触りがよく、汗を効果的に吸収してくれる。それこそ下着として革グローブのインナーなどに使うのもおすすめ。外見はともかく実用性は高いのだ。手汗に悩むあなたも、これで気になるあのコと自信をもって手をつなげるはず。ぜひ試していただきたい。その後のことは保証しないが……。
両手に装着 | 大切なケータイは手汗で汚したくないもの |
堂々と洗濯物と一緒に干そう |
製品名 | 製造元 | 購入価格 |
Handerpants | Archie McPhee | 11.95ドル |
2010/6/4 06:00