意外に実用性高し?~18gの超軽量iPadケース「バブルラッパー」
iPadの発売以降、ユーザーによるレビューがネット上を賑わせているが、機能を絶賛する声に混じって「想像した以上に重い」「片手で持つのがつらい」と、重量についての不満をちらほら見かける。
iPadの公称重量は、Wi-Fiモデルで680g、3Gモデルで730gと、たしかに片手で持つには少々ヘビーだ。持ち歩く場合は、さらにケースの重量が加算されるため、実測160gの純正ケースと組み合わせると、3Gモデルであれば900g近くになってしまう。こうなるとネットブックとさほど変わらない重さだ。
不意の落下からiPadを保護する最低限の耐衝撃性を備えつつ、少しでも軽くiPadを持ち歩きたい人におすすめなのが、リュウドが発売している超軽量iPad用ケース「バブルラッパー」だ。
「ECO格好いい」というキャッチコピーを体現したかのようなパッケージ | 製品本体。素材はクラフト紙。「100%国内製造」とのこと | それにしてもこのケース、プチプチである |
この製品はわずか18gという驚異の軽さを誇る専用ケース。iPadを裸のまま持ち歩くのとほぼ変わらぬ重量で、自在の持ち歩きを可能にしてくれるというわけ。価格もわずか480円と、衝動買いしたくなる安さだ。
もっとも、封筒型のこのケース、素材はクラフト紙であり、さらに耐衝撃の役目を担っている内部構造は気泡緩衝材、俗に言う「プチプチ」。つまるところ紙封筒そのものである。違いがあるとすれば、表に「Too Much Thinking is a Waste of Time」(考え過ぎは時間の無駄)というスタンプが押されていることくらい。iPad用のほかにKindle DX用、Kindle用などがラインナップされているが、まあ、ネタ商品だと言ってしまって差し支えない。
とはいえ、耐衝撃性を備えつつ、弱点である重量の増加を最小限に留めるこのケース、あながち冗談とは言い切れない高い実用性を持っているのも事実。使いようによっては、かつてのMacbook Airのように、封筒から取り出すパフォーマンスにも使えるかもしれない。あとは知らない間にプチプチがつぶれて耐衝撃性がなくなっていないかどうかだけ、注意を払っておくほうがよさそうだ。
iPadを収納している様子。軽量なので持ち歩きに向く | 当然と言えば当然だが、サイズはぴったり。封をする機能はない | iPad用のほかに、Kindle DX用、Kindle2用、さらに限定のペンケースも用意されている |
商品名 | 実売価格 | 購入場所 |
バブルラッパー | 480円(iPad用) | 秋葉原モバイル |
2010/6/1 06:00