猛獣系トランスフォーマー型USBメモリにぞっこん
USBメモリがデヴァイスジャガーに変身する |
本来はテクノロジー系で、そこに感性や趣味性が加わるとはとうてい思えない商品なのに、実用性以外の要素が多く加わり、自ら市場変革をしながら拡大している商品のひとつに、USBフラッシュメモリーが挙げられる。本来なら、容量の大小とデータ転送速度だけが勝負となる味気ないストレージ産業の一角を占めるだけの商品だったはずだった。
USBフラッシュメモリーは、その目的とコンパクトさから来るモビリティ性と、はじめからそこそこ低価格でスタートした商品の位置づけ、標準のコネクターさえ守れば自由度の高い設計思想がSDメモリやフロッピーディスクと商品ラインアップの幅を大きく変えてしまった。
今回購入した商品は、オリジナルの発想は日本だが、米国映画で一大ブームを起こしたトランスフォーマー系の流れを引く「ジャガー」をモチーフにした2GBのUSBメモリ「トランスフォーマー デヴァイスレーベル デヴァイスジャガー」だ。ちなみに、ジャガーのほかタイガトロンもラインナップされている。
この商品はやはり人気のようで、筆者は発売前にAmazon.co.jpで2匹のジャガーを予約し、発売日の10月25日に1匹2800円程度で入手したが、現在は人気のため品切れのところが多い。Amazon.co.jpでもマーケットプレイスのプレミア価格出品が出ていることがるので、かごに入れる前によく価格を確認した方がよさそうだ。
変形メカニズムはそれほど複雑な仕様ではなく、簡単にトランスフォームが可能だ。折りたたんだサイズはほぼフリスクと同じくらいのサイズなので、筆者は普段フリスク専用の革ケースに入れて持ち運んでいる。
トランスフォーマー デヴァイスレーベルのUSB内部には専用ソフトが収録されており、パソコンにUSBを挿入することで、自動的にパソコン画面上にバーチャルジャガーが登場しスクリーン内を縦横無尽に歩き回ってくれる。また、実際のトランスフォームをデモしてくれるので、折りたたみ、拡張展開の際に参考になる。これで、リードライト時にジャガーの赤い眼が光れば完璧だった。
折りたたんだ状態、おおよその予想を裏切って、鋭い眼は光らない | スライドしてUSB端子を出し、パソコンのUSBポートに挿入する |
大きく開いた口と顎の雰囲気がジャガーの特長をよく出している | 専用ソフトを導入すると、PCに接続中はPCデスクトップ上をジャガーがトランスフォームして徘徊する |
商品名 | 実売価格 | 購入場所 |
トランスフォーマー デヴァイスレーベル(デヴァイスジャガー) USBメモリー 容量2GB | 2800円前後 | Amazon.co.jp |
2009/12/3 06:00