ISO3200と動画撮影がうれしい「EOS Kiss X3」
勢い余って購入したEOS Kiss X3のボディ。X2は知人に譲った |
EOS Kiss X3(以下、X3)が発売になったのが4月24日。昨年EOS Kiss X2(以下、X2)を買ったばかりだったが、X3の性能をみて我慢できなくなってしまった。X2を購入したのが発売直後だったこともあり、X2の12回目の分割払いが終了した直後というグッドタイミング!? で今度はX3の分割払いがスタートした次第である。
使いはじめて2カ月以上が経過しているが、これが実に楽しい。X3の細かい機能についてはすで僚誌デジカメ Watch(キヤノンEOS Kiss X3関連記事リンク集)で多数紹介されているのでそちらをご覧いただくとして、個人的には常用ISO感度が3200までアップしたこと、動画撮影機能が搭載されたことの2点が非常に気に入った。
あまりX2と変わらないと言われがちだが、ISO感度の向上だけでもスゴイと思う |
ISO感度は、X2ではISO1600までしか設定できなかった。X3では常用ISO感度が3200にアップしたおかげで、一段分のシャッタースピードが稼げるようになった。できるだけストロボを使いたくない筆者としては、これだけでも十分買換えの理由になるのだが、さらにX3では最大でISO12800まで選択できるようになっているのだ。ISO6400や12800ともなると画質が気になるかもしれないが、縮小前提の普段使いなら違和感ないよね、というレベルだと感じた。ISO3200でも屋内では助けられる場面は多く、非常に重宝しているのだ。
動画撮影機能は「オートフォーカスじゃないのってどうなの」と不安だったが、想像以上に楽しんでいる。レンズ資産を活かした楽しみ方ができるからだ。やってみたかったのがマクロレンズを装着しての動画撮影で、通常のレンズで見る世界とは違った映像に見える。ピントの調整には苦労するが、肉眼ではあまり気づかない動きが見えて楽しい。ただし、露出設定が自動になるため、被写界深度のコントロールができない問題はあるが、写真を撮りながら時に動画も必要という場面では大活躍中だ。
動画の撮影は専用のボタンで行う。初めは間違えてよくシャッターを押してしまった | 撮影した動画からの一コマ。タムロンのマクロレンズ「SP AF90mmF/2.8 Di」で撮影したベランダの紫陽花 |
製品名 | 製造元 | 購入価格 | 購入場所 |
EOS Kiss X3 | キヤノン | 7万8800円 | マップカメラ |
2009/7/22 11:00