本日の一品
大人も持てるクールなポケモンデザイン「Anker PowerCore ファイヤー 10000」
2017年8月10日 06:00
「なかなか手に入らない」というゲーム機が話題になっているが、わたしはといえば、同じメーカーの違うゲーム機専用ゲーム「ポケットモンスター サン」にハマっている。
コンパクトなニンテンドー3DSを、あちこちに持ち歩いては暇があるとポチポチ、部屋にいても床に転がってグリグリしているのだが、バッテリー持ちがイマイチ。ゲーム中に、わざわざコンセントの前に移動したくないし。
そんな中、Ankerがまたもやポケモンキャラクターをデザインしたモバイルバッテリー「Anker PowerCore 1000」(以下10000)と「Anker PowerCore 5200」(以下5200)を発売した。今回のは丸くないタイプだ。
「全部ほしい!」と、うっかり思ってしまうほど、どのデザインも良かったのだが、小物を赤でそろえていることもあり、大きいほう(10000)は「ファイヤー」、小さいほう(5200)は「ヒトカゲ」モデルをチョイス。がっつり出かける日用と、近所に少しだけ出かける日用だ。ただし、本稿では主に「10000」を中心にレビューする。
まずパッケージを開いて驚いたのは約92×60×22mm、重さ約180gというその小ささだ。すでに無地の「10000」を持っている人からすれば「何を今さら」と言われるかもしれないが、モバイルバッテリーのジャンルではこれがAnkerデビューのため、「このサイズに10000mAh……」と驚いてしまったのだ。とはいえ、モバイルバッテリーとして定評のあるAnker、心配はしていない。
さっそく開封の儀を執り行ったのだが、いやもう本当にこれはテンションが上がる。特に10000のほうはシルエットデザインなのがまた良い。大人が持っていても変に思われることがないようなクールさなのだ。ファイヤーモデルなんだけど。
パッケージの内容は、どちらも本体、充電用microUSBケーブル、取扱説明書そして同製品のキモともいえる携帯用デザインポーチ。
充電したい端末に、ケーブルを介して接続すればそれだけで充電が開始されるのもまた良い。モバイルバッテリーをカバンの中のさらにポーチの中に入れておいたとしても、本体に挿しておいたケーブルの他方の端を端末に挿すだけでよく、わざわざボタンの場所を指の感覚で探す必要がないからだ。
「10000」の本体や端末への充電中に点灯する電池残量レベルLEDの色は赤。デザインされているポケモンキャラに合わせている。「サンダー」では黄色、「フリーザー」では青色なので、そのLEDを見るためだけに全モデルをそろえたくなってしまった。
バッテリー本体への入力は5V/2A。「5200」では5V/1Aなので、どちらもバッテリーへの充電にかかる時間は3時間半ほどとなる計算だ。就寝前に充電を開始して、目が覚めた6時間後には満タンになっていた。
実際に、ニンテンドー3DSがほぼ空になりかけの状態で一度、2時間ほどプレイしてからもう一度「10000」で充電してみたが、レベルが「4」から減る気配がない。一泊二日の旅行には充分すぎる容量だといえよう。
残念なのは、携帯用ポーチの柄に合わせた向きでバッテリーを収納した状態では、USB端子が口と反対側を向いてしまい使えないこと。保護という観点では良いのかもしれないが、使用中に「本体とポーチの柄の向きが合っていない」と思うとどうにも気持ちが悪い。
USB端子といえば、搭載しているのが1ポートのみであることを気にする人もいるかもしれない。しかし逆に、スマホ用バッテリーの容量を削りたくないと考えるわたしからすれば、「スマホ用はスマホ用。ゲーム機用はゲーム機用」と割り切れるので都合がいい。
このような具合に、うれしくてしばらく持ち歩いてプレイしていたら、まさかのゲームクリア。どのゲームも最後までたどり着いたことがないので、うれしさも倍増だ。11月には続編の「ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン」が発売されるというので、それまではポケモンデザインの同製品を多用しつつ、トレーナーとしての腕を磨いておきたいところだ。
製品名 | 販売元 | 購入価格 |
---|---|---|
Anker PowerCore ファイヤー 10000 | Anker | 2980円 |
Anker PowerCore ヒトカゲ 5200 | Anker | 2480円 |