本日の一品

Bluetoothヘッドホンにもなる、水中で使えるウォークマン

ソニーのスポーツタイプウォークマン「NW-WS620」。筆者はストレージが4GBのモデルを選択しました

 健康のために運動を習慣化して気付いたのが、トレーニングが「自分との戦い」というより「退屈との戦い」であることでした。ジョギングは風景を楽しめるのでまだ良いのですが、水泳は同じプールの中をグルグル泳いでいるだけなので、はっきり言って飽きます。

 とはいえ、水泳は効率の良いトレーニングの一つで、欠かしたくはありません。ここは水中でも使える音楽プレイヤーを導入してみるかと思っていたところ、ちょうどソニーの防水対応ウォークマン「Wシリーズ」のリニューアルモデル(NW-WS620シリーズ)が登場したので購入してみました。

多機能さゆえにボタンの数も多く、当初はどれがどのボタンか把握できずかなり戸惑いました

 スポーツ向けウォークマンとして歴史を重ねてきた「Wシリーズ」。今回のリニューアルの目玉は、これまで最上位機種にしか搭載されていなかったBluetoothを全ラインナップに搭載したこと。単体では内蔵ストレージに音楽データを転送してウォークマンとして使えるだけでなく、Bluetoothでスマートフォンに接続してヘッドフォンとしても使えるのです。以前から「内蔵ストレージだけだと、トレーニングのとき専用になっちゃうなあ……」と思って手が出ずにいた筆者にとって、普段使いもできるようになったことは我が意を得たりでした。

 届いてからまず、普段使い用に同製品を持ち歩いてみました。当初は多機能ゆえのボタンの多さに戸惑ったものの、数日間使ううちに慣れました。音質は低音が少し弱いかな? と思いますが中高音域に伸びがあり、ボーカル曲やトーク系ラジオを録音したものを快適に聴取できます。

ケーブル自体にかなりコシがあり、後頭部に巻き付くようにフィットします
音楽データの転送と充電は専用のクレードル経由で行います

 製品本体にはケーブル部分にバネのような「コシ」があり、両耳から後頭部にかけて巻きつくようにフィットします。装着性は抜群で、耳に引っ掛けるフックなどがないのに、装着した状態で走り回ってもまったくズレません。ただ、かなり耳孔に強く押し付けられるので、イヤーピースは自分の耳に合うよう厳選することをおすすめいたします。

左が通常、右が水中用のイヤーピース。中心部から水が入らないよう薄い膜のようなものがあります。
筆者はMacユーザなので音楽データの転送には「Content Transfer」を使います(Windowsの場合は「Media GO」)。iTunesから直接ドラッグ&ドロップするだけでデータを転送できるのは便利です

 水泳で利用するには、イヤーピースを水中用に付け替えます。水が浸入しないよう穴をふさぐ形になっているため、音は多少籠もりますが、気になるほどでもありません。泳ぎながら水中で音楽が聴けるのは不思議な感じでしたが、思いのほか快適でした。ちなみに元々、プールサイドに置いたスマホからBluetoothで音楽を転送する使い方を想定していたのですが、水中のせいか通信が不安定になるので、結局内蔵ストレージを使うことになりました。

 これから夏を迎えるにあたり、プールで運動してみようかという方には是非ともオススメの一品です。ただし、プールで音楽プレイヤーの使用を禁止しているところもあります。利用時には要確認をお願いします。

製品名販売元購入価格
NW-WS623ソニー1万4990円(税込)