本日の一品
形状は“変態”だが使い勝手は即戦力級、エルゴノミクス配置のiOS専用キーボード
2017年3月7日 06:00
ここ数ヶ月でモバイルキーボードが続々発売されており、そのいずれもが独特の特徴を持っていて、筆者の趣味である変態モバイルキーボード蒐集の欲求を急速に満たしていて、嬉しい悲鳴を上げている。
今回ご紹介するのはそのうちの1つ、サンワサプライから発売の折りたたみ式Bluetoothキーボード。左右分割式の、エルゴノミクス配置が特徴のキーボードだ。
折りたたみ式Bluetoothキーボード「400-SKB051」はBluetooth 3.0接続のモバイルキーボードだ。キー配列はUSキーボードをベースにしており、iOS端末のみ対応としてる。
キートップにCommandキーのみ表記していたり、各種ショートカットキーもiOSでの動作を前提としている。充電はmicroUSBポート経由で内蔵電池に充電し、連続36時間使用できるとしている。マルチペアリングは非対応で、iOS専用としている点なども含め、割り切った設計になっている。
見た目でお分りいただける通り、最大の特徴は左右分割式の本体形状だ。ホームポジションに指を置くと、右手と左手の担当範囲が強制的に決まる。また、緩いVの字形状をしており、意識しなくても自然で無理のない指の運びができる、エルゴノミクス形状だ。その形状のため、折りたたむと端が斜めに切り落とされた形になるのがちょっと面白い。
重さは約170g、折りたたみ時の薄さは約11.6mmと軽量で薄いが、そのぶんキーのストロークは浅い。かといって不自然な打鍵感ではなく、しっかりとした反応があり押しやすい。
形状自体はかなり「変態」なのだが、配置は数字キーが小さい以外は自然な配置になっており、とても使いやすい。ケースはiPhone/iPadのいずれにも対応するスタンドとしても使えるなど、使い勝手はかなり良い。買ってすぐに違和感なく使いこなせる、即戦力級のモバイルキーボードと言えるだろう。
製品名 | 販売元 | 購入価格 |
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折りたたみ式Bluetoothキーボード 400-SKB051 | サンワサプライ | 4980円 |