本日の一品

イカすフォルムで実用性もバツグン「ツインデスクファン」で涼を取る

 今年もとうとう気温が高くなり始め、暑がりな筆者としては仕事中でも涼しくなれるアイテムが欲しくなってきた。使わない季節になった時のことを考えると、収納しやすいコンパクトなものが良いのだが、よくあるUSB給電のミニ扇風機だと風量が物足りない。というわけで、そこそこの風量と収納性を両立し、かつフォルムも自分好みなドウシシャの「ツインデスクファン」をチョイスしてみた。

卓上扇風機「ツインデスクファン」。高性能グラフィックボードのようなフォルムでカッコいい

 本製品は13枚羽根のファンを2つ搭載したDC 5V電源の扇風機。2つのファンはそれぞれ電源のオン・オフ、風量の強弱を切り替えられるうえ、縦・横どちらの向きでも設置できるのが特徴だ。

 ACアダプター経由で電源を供給するため、卓上扇風機にしてはパワーがある。本記事執筆時点ではまだ本格的な夏には入っていないこともあるが、ファンを1つのみ動作させ、弱モードにしただけでも十分に涼しい。真夏になったらファン2つ、強モードで使えばきっと暑さをしのげるだろう。

実測はACアダプター抜きで682g
大きさは約16×11×33cm。12型のノートパソコンと同じくらいのサイズ感だ

 ただ、ファンの風切り音は弱モードでもそれなりに大きい。2つのファンを強モードで使うとうっとうしく感じるほどで、長時間の使用はストレスが溜まるかもしれない。振動に関しては、本体接地部分に制振・静音用のゴムが付いていることもあって、ファン2つを弱モードで使用している程度ならほとんど感じない。

横置きだとディスプレイが見にくくなってしまうが……
縦置きなら(なんとか)邪魔にならない位置に設置できた
畳めばスリムになり、たいていの場所に収納可能

 自動で首振りする機能はないため、横置きして上下に、または縦置きして左右にと、自分で向きを調整しながら使うことになる。卓上の紙など軽い物を吹き飛ばさないようにしたいなら横置きしファンを上向きにする、もしくは設置スペースが狭い時は縦置きにするなど、シチュエーションに合わせて使えるのはありがたい。

 そして、本製品の脚部は畳めるようになっている。かさばらず、引き出しや本棚などにスッキリ収納できるので、夏が終わって使わなくなった時でもしまう場所に困ることはないだろう。ひとまず現状は本製品のおかげで快適にすごせるようになった。今年の夏はどんなに暑くなろうとも、必ずやしのげるに違いない。

製品名販売元購入価格
ツインデスクファン FDR-101Uドウシシャ5310円