てっぱんアプリ!
好きなテレビ番組を見逃してしまったあなたに、「TVer(ティーバー)」
(2015/12/4 06:00)
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
アプリ名: 民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」
開発者: PRESENTCAST INC.
価格: 無料
対応OS: iOS 7.0 以降、Android 4.1 以上
カテゴリ: エンタメ
ダウンロード: iOSAndroid
映像コンテンツの有料見放題サービスが続々と登場するなか、ついに、国内の民放各社もコンテンツ配信のアピールに力を入れ始めた。日本テレビ放送網、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビジョンの在京民放5局が共同でスタートさせた「TVer」は、果たして“テレビ離れ”を防ぐ特効薬になるのだろうか。
既存配信サイトで提供中の番組をまとめて一覧
「TVer」は、在京民放5局が制作するテレビ番組を視聴できるポータルアプリ。国内の映像コンテンツ配信サービスや、各社が独自に運営しているテレビ番組配信サービスでオンデマンド提供している映像をまとめて一覧し、視聴できるようにしたものだ。
そのため、TVerから直接再生できるものもあれば、一部の放送局のテレビ番組はその放送局が提供している独自アプリと連携するなどして間接的に再生する形で視聴する仕組みになっている。TVer自体はあくまでも各社のテレビ番組を検索、一覧するためのツールというわけだ。
「見逃し」をサポートする検索機能が充実
検索機能では番組名やタレント名などを元にしたキーワード検索に加え、放送局・番組ジャンル・放送(曜)日で絞り込んだ検索が行える。新たにコンテンツとして追加された「新着」番組や、配信終了間際の番組、昨日や一昨日に放送された番組を探せるようにもなっていたりもして、テレビでリアルタイムで見られなかったものを視聴する「見逃し配信」を前提としていることがここからも分かる。
再生中は横置き画面に固定。全ての番組が無料で見られる代わりに、各番組開始時にはスキップの不可能な数十秒間のCM映像が流れ、本編再生時の画面には再生・停止・10秒の早送り早戻しなど、視聴に最低限必要となる操作ボタンのみが用意される。視聴をいったん中断してアプリを終了した後、再度視聴しようとした時に続きから再生するレジューム機能もないため、やはり「見逃し配信」という限定したシチュエーションで利用するものとして、割り切って利用するのが良さそうだ。