てっぱんアプリ!

次の画像系SNSの大本命?“虹”がイケてる「Snapchat」

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

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アプリ名: Snapchat
開発者: Snapchat Inc
価格: 無料
対応OS: iOS 7.0 以降、Android 4.0 以上
カテゴリ: ソーシャル
ダウンロード: iOSAndroid

 Twitter、Facebookときて、近頃はInstagramが若者の間で流行の兆しを見せ始めている日本のインターネット界隈。そんななかで、次に“来る”サービスは一体どんなものなのだろうか。参考までに、海外で今まさにブームになっているSNSアプリ「Snapchat」を紹介したい。

面白写真を瞬間だけ共有できる「Snapchat」

共有した写真・動画は一度見たら消えてしまう!

 「Snapchat」は、ごく短い期間だけ写真や動画を共有できるメッセージングアプリ兼SNSアプリ。米国の13~34歳のスマートフォンユーザーのうち60%以上が利用していると言われるほどの大人気アプリとなっている。

 人気の秘密は、撮影した風景写真や自撮り写真、もしくは最大10秒程度の短い動画を、簡単に特定の知り合いと交換することができ、送った写真や動画は相手が一度見ると消えてしまう、というところ。知り合い全員に公開する場合は24時間だけデータが残り、それを過ぎると消える仕組みにもなっている。

写真を撮影し、文字入れや手書きで加工
あとは送りたい相手を選ぶだけ

虹も吐き出せる特殊効果「Lenses」

 シンプルにテキストでチャットすることもできるが、この一度見られたら消えるという「瞬間を共有する」機能がメインで、しかも撮影する際には「Lenses」という一風変わった特殊効果を加えられるのもポイントとなっている。

 Lensesは、インカメラで自分の顔を撮影する時に使える機能。自分の顔を長押しすると顔認識機能が働き、並んで表示される複数のアイコンから好きなものを選ぶと、さまざまな特殊効果が自分の顔にリアルタイムに反映され、そのまま撮影できる。例えば口から「だばーっ」と虹が吐き出される効果、目玉が飛び出て見える効果、顔色が不気味な緑になる効果など、ハイセンス(?)なものばかり。

 なお、Lenses機能は古いiOS端末やAndroid端末には対応しないとしているが、確認したところでは、Android 5.0搭載のARROWS NX F-04Gを含め、手持ちのAndroid端末では利用することができなかった。また、Lensesで利用できる特殊効果はその日によって変わるため、“虹”を使えないタイミングもあることに注意しよう。

虹を吐き出す特殊効果。キモい
目をハートにした仮面のような顔にする特殊効果。キモい
病的な顔色にする特殊効果。キモい

企業の動画コンテンツも楽しい!

 写真や動画を送り合って楽しむだけでなく、ナショナルジオグラフィックやCNNといった企業の公式チャンネルのようなものも用意され、それらが公開している動画や記事コンテンツ、広告を閲覧することも可能。特に動画は縦長のスマートフォンの画面に合わせてフルスクリーン表示されるものが多く、インパクトがある。

 SNSだけでなく自撮りにもなじんできた日本だけに、その両方の要素を兼ね備えたSnapchatが広まる下地は十分にありそう。流行を先取りしたいなら、今のうちに試しておくのがおすすめだ。

企業のコンテンツや広告を動画などで見ることができる
ナショジオのコンテンツも
参加している企業の一覧

日沼諭史